唐という字に「カラ」を当てるようになったことは確かなんですけど、どのような経緯でそうなったかを立証するのは難しいと思います。それが出来たら文学博士になれるのではないでしょうか?
唐土という言葉があって「モロコシ」と呼びますが辞書では『中国南方の越(えつ)(浙江(せつこう)省付近)の諸国・諸族の「諸越」の訓読みから起こり、最初その地方をさしていたのが、しだいに中国全土をさすようになったという。一説に、その地方から諸物が渡来した意とも』と言う説明がありました。
「唐」に関してはこのような辞書的な記述を見つけることが出来ませんでした。
「とうもろこし」という農作物の名前は、上記のこのふたつが合わさって出来た呼び名です。
私見ですが、平安時代の清少納言の「枕草子」に中国を「モロコシ」と呼ぶ事例がありますので「唐」に「カラ」を当てたのも平安文学の長い流れで自然にそのような用法が確立したのではないかと推測します。それ以上の回答は出来ません。
能力不足で申し訳ありません。
補足
中国の唐の話です・・・。