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字あまり
新聞の俳句の投稿欄をよく見るのですが、字あまりや字たらずは何文字まで許されるのですか?五七五にあまりにもかけ離れているのがよくあるものですから・・・。
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- 安房 与太郎(@bilda)
- ベストアンサー率27% (228/822)
<PRE> 七五調といっても、基本は四拍子(4×6=24音)なのです。 「1・・・2・・・3・・・4・・・5・・・6・・・」 「ふるいけや・・・かわず・とびこむみずのおと・・・」(松尾 芭蕉) 「ひさかたの・・・ひかり・のどけきはるのひに・・・ しずこころなく・はなの・ちるらむ・・・・・・・・」(紀 友則) 三十一文字(みそひともじ)といっても、24+16=40音ですね。 日本語の韻律について、つぎのコラムが詳しく言及しています。 http://homepage1.nifty.com/vine/kasetsu.htm ── 藤本 朋世《短歌五句四十拍仮説 200101‥~03‥ 歌誌「砂金」》 三三七拍子などの俗調に反して“字あまり”が出現したとみられます。 つぎの童謡は、音頭風の掛声とブレス(息継ぎ)、シンコペーション (切分音)など、わざとリズムを乱して“おかしみ”を演出しています。 「エーサエッサエサホイサッサ おさるのかごやだホイサッサ/ひぐれのやまみちとおいみち おだわらちょうちんぶらさげて<ソレ> ヤットコドッコイホイサッサ<ホーイ>ホイホイホイサッサ ── 山上 武夫・詞/海沼 実・曲《お猿のかごや 1938 》 </PRE> たとえば将棋用語で“うっかり手拍子を打つ”といえば、考えもなく 応ずることを戒めています。したがって“字あまり”が許されるには、 なにか目あたらしい趣向の“乱調・乱拍子”でなければいけませんね。
- dulatour
- ベストアンサー率20% (327/1580)
自由俳句とか自由短歌と呼ばわるものですね。 詩としてのリズムがあればよい、ということでしょう。