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“しからしめる”について
“~しからしむるところがあるのかもしれない”という文があって“しからしむる”が分からないので辞書で引くと、“しからしめる”ならあって意味は“そうすること”でした。“しめる”が“しむる”になってますが“そうすること”という意味はどうなりますか?
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「しから」は「然り(しかり)」の未然形です。「しかり」=「そうである、そのようである」。(「しかり」は「しからズ、しかりシテ、しかり、しかるトキ、しかれバ、(しかれ)」のように活用します。) 「しめる」は文語の使役助動詞「しむ」の連体形「しむる」が口語化したものです。「しむ」は現代語では「~せる、~させる」に相当し、誰か(何か)にやらせる意味です。 「しからしめる」は「そのようにさせる」という意味になります。しかし、やらせる対象が自分自身であることが多く「そのようにする」と同義です。
お礼
ありがとうございます!この文章でもやらせる対象は自分自身でした。 未然形とか連体形とか久しぶりですが思い出しました。使役助動詞はネットで復習します。