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麹室(こうじむろ)・土室(つちむろの歴史や研究動向について

麹室(こうじむろ)とか土室(つちむろ)といった地中に巨大な部屋を掘って、そこを利用する室(ムロ)。これについては考古学的にも江戸時代の建物の後から方形の(地下室・ちかむろ)と呼んでいる遺構が多数東京都内の遺跡の調査でも見つかっていますね。 この各種「ムロ」の研究はどこまで進んでいるのでしょうか。今でも埼玉や千葉の旧家や農家の跡地にものすごい深い穴が出たなんていう話をよく聞きます。 そこでお尋ねしたいのは以下の事です。民俗学・考古学的的に、農家などが利用していた土室、麹室に関する調査・研究動向を教えてください。 また麹室や土室と、江戸の遺跡などで出てくる土室との系譜関係などはあるのでしょうか。 考古学者の古泉弘さんの著作『江戸の穴』は読了済み。むしろ、民俗学的な「室(むろ)」の調査報告などのような事例研究と、「むろ」利用ないし地下利用に関する包括的な論考があったらご教示ください。お願いします。

みんなの回答

回答No.1

さほど研究者が多いテーマではないように思われますのでここで回答を得ようとするのはむずかしいように思われます。(「歴史」のカテゴリーでも回答がつかなかったのではありませんか?) そこで調べ方をアドバイスさせていただきます。 すでに「江戸の穴」をお読みになっているのであればそこに引用・参照されいる論文をまずすべて集めることです。 集めた論文からさらに引用・参照されている文献を集まれば少なくとも「江戸の穴」刊行以前の研究動向は把握できるはずです。 次に調べたい地域の図書館などに出向き、遺跡調査報告書を調べて類例を調査してください。調査報告書には引用・参考文献が記載されていることがありますのでそれにより「江戸の穴」刊行以後の論文などがわかれば研究動向が明らかになってくるでしょう。 一番、効率よく調べるには各都道府県の埋蔵文化財センター等に問い合わせてみるとある程度は把握できると思います。 こうして論文などを集成すれば研究者がわかってきます。 この研究者に直接問い合わせることが最新の研究動向を知る近道です。 正直、掲示板のように書き込みをして回答を待つと言った安直な方法で最新の研究動向を知ろうとするのは間違っています。

KoganeAkira
質問者

補足

onbase様へ あの、どうも貴方の回答に、やや一方的な内容が含まれておりましたので、それに関して補足説明をしておきます。小生、質問した内容について、ご指摘の文献調査等はしております。埋文機関の報告書も折に触れて目を通しています。しかし全国の埋文機関が発行した膨大な報告書の中から、さらに特定の遺構の情報を拾い上げる事も、続けてはいますが、簡単ではありません。加えて、一般的に発掘報告書というものは、調査内容の事実記載を優先するあまり、各遺構に関して深く掘り下げた、体系的な研究動向を知る事はなかなかできません。そこで情報収集の効率化のため、オンライン上の情報収集も同時並行でやっています。私は市井の人間ですので、調査・研究機関に籍をおいている人ほど、情報収集の手段や機会は豊富ではありませんから。質問の際に、小生のそういった活動全般について触れるのは、質問内容にも直接かかわりませんし、文章が長くなり質問のポイントが不明瞭になるため書きませんでした。  しかし、そういう背景を確認もせず、「掲示板のように書き込みをして回答を待」っていると一方的に断定し、相手の事を「安直だ」となじる貴方の態度は、あまりに尊大な態度ではありませんか。

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