- 締切済み
漢字について
地は「ち」って読むのに 地震とか路地とかになると 「ち」が濁音にならずに 「し」が濁音になるのはなぜですか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
みんなの回答
- musokunin
- ベストアンサー率24% (62/257)
物理學や社會學の法則や原理を、政治家や役人が法律で制定するのは馬鹿げたことですが、國語の正書法は法律で定めるべきだと考へる人達がゐます。我が國を占領してゐた占領軍、そして今も占領してゐる米軍の、「國語破壞」の政策の後押しを得て、敗戰のどさくさに「現代假名遣ひ」が制定されました。それによると、「大地(ダイチ)」が揺れる「地震」は、「ヂシン」ではなく「ジシン」と書きなさいと言ひます。これにより、定家以來、積み重ねられてきた國語研究の成果が踏みにじられて、國語の論理力が損なわれることとなりました。福田恒存の『私の國語教室』をお讀みになることをお奨めします。
- 24blackbirds
- ベストアンサー率45% (196/428)
戦前から「寺」は「(音読み)ジ」で、「痔」は「(訓読み)ぢ」だったのでは?(「お言葉ですが」の高島先生がそう書いていました)。 戦前の伝統もどれだけ重いか疑問に思ったりした例。同じ音符「寺」を持つのに、説得力ないですよね(つまり、どちらも音読みの「ジ」と書くべきとおもう、ただ、おもうだけ)。 漢字「地」に関しては訓「じ」と、音「チ」が似ているためややこしくなっていますが、「チ」が「ヂ」になる条件は「連濁」ではないでしょうか。 連濁とは、「なか」と「しま」が結びついたとき、「なかしま」ではなく、「なかじま」となる現象です。「しま」と「もと」が結びついても決して「じまもと」にはなりません。 つまり、単語の頭が濁音になっている場合、「連濁」ではないので訓読みの「じ」と判断すべきでは、と。となると、「路地」に関しては検討の余地有り、ですか。平地、借地、に対して、路地。「チ」の連濁の様な気もします。 もちろんのこと、言葉を作るのは言語学者ではなく、庶民なので、「感覚的」に正しい言葉であれば受け入れるのですが。「地上」を「ヂジョウ」と読む人がいないし、少なくとも地震は「じシン」でいいのでは? ところで、「大地震」は、「おおじしん」? 「だいじしん?」
- sono1115
- ベストアンサー率12% (15/116)
戰前は「ぢしん」「ろぢ」でした。 日本語の傳統はGHQと國語改良論者によつて破壞されたのです。 詳しくは『私の國語 室』をご參照ください。
現代日本語は現高齢者層が創った滅茶苦茶な言葉だからです。
- nakaizu
- ベストアンサー率48% (203/415)
現代仮名遣いでは「ぢ」「づ」を使うのは次のようなときになっています。 1 本来「ち」や「つ」のものが濁音化した場合。ただし、語の最初の文字は「ぢ」「づ」とはせすに「じ」「ず」とする。 2 「つづ」「ちぢ」のように連なっている場合。 地震が「じしん」となるのは語の最初の文字なので「ぢ」ではなく「じ」となるからです。 さて、漢字の音には 漢音(古代中国北部の発音が日本に伝わったもの) 呉音(古代中国南部の発音が日本に伝わったもの) 唐音(漢音や呉音よりも後の時代の発音が日本に伝わったもの) 慣用音(読み間違いが定着したもの) の4種類があります。 地の漢音が「ち」呉音が「ぢ」ですが、呉音の「ぢ」は「ち」が濁音化したものではないので現代仮名遣いでは「じ」となります。 つまり地の仮名には 1「ち」 2「じ」 3「ち」が濁音化した「ぢ」あるいは「じ」 の3通りが考えられます。2と3の区別は困難です。 「地面」、「地震」は3の「ち」が濁音化したものと思います。 一方「下地」「地元」「路地」などは濁音化したものではなく元々「じ」であろうと思います。正確なことは語源を調べていくしかないでしょうが、辞書にもはっきりと書かれてないので難しいでしょう。 語頭以外で「ち」が濁音化している例を私は知らないので、地は全て「ち」か「じ」になるとして実用上は問題ないのですが。
- o24hit
- ベストアンサー率50% (1340/2646)
こんにちは。 「地」には、その用例によって、二つの文字に分ける必要があるからだと思います。 ・「地(じ)」…地面 ・「地(ち)」…(天に対して)地上 地震は前者の文字だと思います。
- OsieteG00
- ベストアンサー率35% (777/2173)
現代仮名遣い(昭和61年内閣告示第1号)にその規定があるようです。