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第二次世界大戦の戦争責任について。
高校生の者です。 世界史の先生が授業中に第二次世界大戦の戦争責任について 「戦争犯罪人、ニュンヘンベルク、東京裁判、東条英機、個人に対する補償」 という語句を使って200字以内で答えなさいと僕が指名されました。 僕は分からなかったので正直に分からないと答えたのですが先生が回答を教えてくれませんでした。 なので図書館に行き関連資料を調べたのですが詳しいことが載っていないので困ってます。 世界史の知識をもっと深めたいのでどなたかご存知の方おられましたら、回答をよろしくお願いします。
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この種の問題については多種・多様な見解があるので、時間をかけて調べたうえでご自分なりの考えを持つことをお薦めします。とはいうものの時間も限られていることでしょうから、偏向がないと任じている者として、課題に対する見解を200字以内にまとめてみましたので参考にしてください。 教師の方が偏った考えを持っていると、この範例に対する評価は期待できません(笑)。 「第二次世界大戦後に連合国が敗戦国の戦争犯罪を起訴し、ドイツではニュルンベルグ裁判が、日本では東京裁判が開かれた。連合国側は日本の戦争を侵略戦争と断定し、東条英機以下の被告を戦争犯罪人として死刑を宣告したが、原爆投下や無差別爆撃等の戦勝国側の非人道的行為は不問とした。戦勝国に対する賠償については、ドイツはナチによる非人道的行為を謝罪すべく個人に対する賠償を、日本は国家賠償で対応している。」 注1)東京裁判に関しては、国際法上から見た種々の問題点が指摘され未だに論争になっている;日本への石油禁輸に伴う戦争への誘導行為、広島・長崎への原爆使用、都市無差別爆撃等の非人道的行為など。 注2)戦争犯罪は厳密には「平和に対する罪(侵略戦争など)」「戦争犯罪(戦争の法規または慣例の違反)」「人道にたいする罪(一般人民に対して行われた殺害など)」に分かれる。 注3)ドイツの戦争犯罪と日本のそれとは内容が全く異なるため、賠償方法の差異を一義的に論ずるのは無理がある。
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- aranra
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質問者さんの趣旨にそぐわない回答をしている方がいますが無視してください。(NO4の事です) 一番いいのは、多数の本を読んで、重ねられた議論を読み解くことですが、時間がないのでしょう。 その教師が、どのような回答を望んでいるのか?を理解して、当たり障りのない回答すればよいです。 というより200文字だと与えられたキーワードをそのま繋げるしかないです。 なお世界史に関してですが いまは判らなくていいです。結論は早い段階で出さなくていいです。なぜなら、歴史は学びかたにより主義、思想に直結する可能性が非常に高いので、世の中の見方に影響がでるかもしれません。 またNO4のように悪意を込めた回答をする人間も出てくるからです。
- tachiuo
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ドイツは、「戦争責任」について、謝罪をしているわけではありません。全てナチス及びヒトラーのせいにしているわけで、国家責任という立場で言っているわけではありません。また、ユダヤ人虐殺については、これは「戦争」によるものではなく、戦争責任ではないし、戦争犯罪でもないのです。戦争と関係なく、とんでもない重大犯罪なのです。戦争犯罪でないのだから、「個人に対する補償」もそれなりに必要になります。しかも、ドイツはどの国とも平和条約を結んでいないのです。日本は、ほとんどの国と平和条約を結んでおり(ロシアとはまだですが)、しかも、ほとんどの国が賠償請求を放棄しています。したがって、日本は個人補償の義務はないのです。個人補償なるものは、日本と交戦国との間にあるものではなく、それぞれの国民と、その国の政府との間にあるものであり、日本政府とは関係のないことです。
- ketagri
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うーん。「個人に対する保証」ですか(^^; 一方的な決めつけは良くないですが、「ドイツはちゃんと個人に対する保証はしているが日本はしてない」という事を言わせたいのかもしれませんね。 ドイツはユダヤ人虐殺などに対する個人補償はしてますが、戦時賠償はほとんどやってません。 詳しくはこれを読んでください。 http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h11_2/jog118.html 確か平和・講和条約は戦争犯罪や個人補償など全て含めて賠償し、水に流そうというものだったと思います。連合国の多くとはサンフランシスコ平和条約、これに調印してない国(中国、韓国含む)とは各国と独自に平和・講和条約を日本は結んでいるはずです。
- googooguuguu
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ドイツは個人賠償したはず アメリカも日本人収容者に個人賠償したはず 日本は個人賠償せず 賠償は各国首脳にしたはず 中国には賠償金を払わなかったはず 日本の右翼は、この問題を嫌うはず
- dhvuk245
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東京裁判によって東条英機らが戦争犯罪人となったが、これは戦勝国側から見た価値観である。A級、B級と言った戦犯もその罪の大きさをあらわしたものではなく種類をあらわすものである。 ・・・とかこんな感じ?
- buchi-dog
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社民党系の偏向した教師のようですね。困ったものです。 私だったら、教師の出題意図を承知で、こう答えます。 「第二次世界大戦の停戦後、戦勝国である連合国が、ドイツと日本の政治軍事指導者(東条英機ほか)を「戦争犯罪人」として訴追した。ニュルンベルク裁判と東京裁判がそれである。連合国が一方的に定めた事後法による裁判であり、かつ連合国側の戦争責任を一切無視している。他に、各地で連合軍が一般の軍人などを戦争犯罪で訴追し、多くを処刑した。現地人の証言のみを根拠に1日の審理で死刑判決を下すような粗雑なものであった。サンフランシスコ平和条約で、日本政府は東京裁判などの戦犯裁判の判決を受諾した。また、同条約他の講和条約で、個人に対する補償も含め賠償問題は決着している。」 200字を若干オーバーしています。 歴史的にはこれが正解と思いますが、この答案を教師に出すと零点をつけられるかもしれません。お勧めしません。(笑)
- tatsumi01
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「ニュンヘンベルク」は「ニュールンベルク」の間違いでしょう。 ニュールンベルク裁判はドイツに対する国際軍事裁判、東京裁判は日本に対するそれです。 東京裁判では東條英機他が戦争犯罪人として断罪され、死刑になりました。 そこまでは好いとして「個人に対する補償」とは何を答えさせたいんでしょうね。偏向している先生でなければ幸いです。