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分配操作時の溶媒の量
EtOH1Lで抽出したサンプルをエバポレーションし、 分配操作をするために水に溶かしたいのですが、 この場合水の量は1Lにする必要があるのでしょうか? 私の考えとしては固形物が全て溶けるのであれば100mlの水でも問題ないように思えます。 ただ実際問題として、エバポレーションして出てきた固形物が必ず全て水に溶けるとは思えません。 その場合は2Lでも3Lでも水を加えて溶かす必要があるのでしょうか? 固形物が残っている状態でも分配操作の回数を増やせば問題ない気もします。
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水の量はケースバイケースです。 基本的には何を抽出したいかということも関わってきますが、柔軟に考えればよいと思います。 固形物に関しても同様で、その固形物が何であるか。必要な成分を含んでいるかということが判断基準になると思います。極端な話として、すべて不要であれば、濾過して捨ててしまってもかまいません。 その固形物が、分配操作に用いる有機溶媒(ですよね?)に溶けるのなら、水を加えた状態で固形であってもかまわないと思います。 有機溶媒に溶けないのであれば、水に溶かしておいた方がよいと思いますが、そのために水の量が極端に増えてしまうようであれば、後の操作に支障が出かねませんので、固形物が残った状態で分配操作を行った方がよいと思います。 その場合、固形物を細かく砕くなどして、効率を上げる必要があると思います。
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おっしゃるとおりです。 非常に水に溶けやすいイオン性物質なら100mlの水でも充分の筈です。 ただ、その過程を長く産業の一部として様々な物質に当てはめるなら、冗長とも思えるプロセスは無駄ではないことになりませんか? m(_ _)m
お礼
状態によるという事ですね。 様子を見ながら試してみたいと思います。 ありがとうございました。
補足
「固形物が残っている状態でも分配操作の回数を増やせば問題ない」 の部分に関してはいかがでしょうか? 固形物が残っている状態で分配操作を行なった場合の弊害等はあるのでしょうか?
お礼
必ずしもこうしなければならないという事はないんですね。 それを聞いて安心しました。 様子を見ながら試してみたいと思います。 ありがとうございました。