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液体抽出操作の分配曲線について
液体抽出操作の分配曲線についての質問です。 参考書を見ていて、ある3成分の分配(平衡)曲線【x軸:抽残相中の抽質濃度、y軸:抽出相中の抽質濃度】が与えられていたので、そのグラフから簡単に分配係数を求めることができました。 ただ、この分配曲線を利用して、ある量及び組成比の原料にある量の抽剤を加えて抽出操作を行った場合の抽残相及び抽出相の量及び相中の抽質組成は、計算で求めることができるのでしょうか? よろしくお願いします。
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抽質が全部でaモルあるとし、そのうち抽出相にbモルが存在するとします。抽出相の溶媒をyモル、抽残相の溶媒をxモルとすると両相における抽質の濃度(モル分率)は b/(y+b) と (a-b)/(x+a-b) となるので、両者の比が分配係数に等しいとおくとbを求めることができます。 分配係数の濃度依存が無視できない場合はbの値を振りながら分配曲線上で上記の濃度になる点を探すことになるでしょう。
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- gohtraw
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回答No.2
分配係数をrとすると、 b/(y+b)/((a-b)/(x+a-b))=r となると思います。
質問者
補足
すみません。補足させていただきます。 その数式までは分かったのですが、そこからr,aの値を固定し、y,xの値を変化させながら、bの値を求めたいと思っております。 その計算をエクセルを用いて行いたかったので、何とかb=の式に展開したかったという訳です・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 続けての質問で恐れ入りますが、抽出相の抽質bを上式から求めるためには、数式をどのように展開していけばよろしいのでしょうか?