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make について
I made Mary examined by the committee. I had Mary examined by the committee. という2文で上は間違い、下は合っていると書いてありました。同じ構造で、動詞がちがうだけなのですが、どうして、make は過去分詞を取れないのでしょう?(または、どうして、make は、過去分詞をとる場合、make oneself understood などに限られているのでしょうか?)
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genkiganさん、Who do I knowも面白かったですが、これは一段と興味深いですね。 まず、正直に言っておきますが、使役動詞のmakeが何故過去分詞を取れないか、気にしたこともありませんでした。 早速、手元の文法書の類いを見たところ、make+過去分詞を載せているようなものはありませんでしたが、何の説明もないものがほとんどで、厚くて重いのでいつも最後に回してしまう一冊に、使わない、とだけ書いてありました。(下記参照) ここからが時間が掛かりました。 まず、例外はないかと考えました。 最初に、ご指摘のmake oneself understoodの形があります。 次のような表現でもmake+過去分詞が使われます。 The news made him surprised. He made her pleased. この例外を念頭に置きながら、どういう論理付けができるかとあれこれ考えました。 He made her pleasedという形はHe made her happy、つまり、make+形容詞に近い表現です。また、make oneself understoodは自分自身を(他人に)理解させるということです。一般化を急ぐのは危険ですが、あえてそのリスクを冒して結論を出してみました。 makeという使役動詞は主語が目的語となる客体を支配してある行動をとらせるという傾向が強いのだと思います。 I made Mary examined by the committee. この表現だと、主語(I)は目的語(Mary)を支配していません。Maryを直接支配するのはthe committeeです。例外の文例では過去分詞を取ってはいますが主語と目的語の間に支配・被支配が成立します。 make oneself understood 自分自身を理解させる He made her pleased 彼は彼女を喜ばせる。 ここでもう一度皆さんの回答を読んでみましたが、akijakeの回答に似たものだという気がします。 [参照] Have and get, but not make, may also take passive complements in which these meanings carry over well: I finally had the lawn mowed. I finally got the lawn mowed. *I finally made the lawn mowed. Page 653 “The Grammar Book-An ESL / EFL Teacher’s Course” (Second Edition) By Marianne Celce-Murcia and Diane Larsen-Freeman (注) *印は間違いを意味する。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは。 できるだけ簡単に説明しますね。 そうでないと、自然に英語を身に付けることができないと思うからです。 makeとはその後すぐ来る単語に何か「させる」と言うフィーリングがあるのです。つまり、その次に来る動詞の行為をさせるということなんですね。 しかし、oneselfの時にはmakeの主語と同じ人・物であるから受身的フィーリングを持った過去分詞が使われてもおかしくないわけです。 普通の場合は主語と目的語が違いますね。 では、haveの方はどうかというと、have/getのような動詞は、根本的なフィーリングは「持つ」「得る」なのです。つまり、 目的語を詳しく説明することを後ろからできるわけです。 結局はI have a book written by my uncle.と言う表現と同じことなんですね。 ここに日本語と英語(韓国語もそうですが)が人間の言葉であるという証明ができるところなのです。 持つ、ということは、誰かが、何かから「もらった」わけですね。 もらわなかったらもてないのです。 物でなく何かの作業であれば、して「もらった」、と言う表現をしますね。 お分かりでしょうか。 混乱しやすいですね。 私の日本語があまりにも弱いです。 日本語で、「持つ」と「してもらう」の違いを「結果として持つ」のか「持つようにしてもらう」のかを表現しているわけですね。 英語ではこの表現の違いを目的の状態で示します。 I have my uncle taken to a hospitalというmy uncleと言う制限された表現をすることで、してもらう、と言うフィーリングを出します。 しかし、持つ、と言うフィーリングはI have an uncle taken to a hospital.という不定冠詞を使った表現を使いtakenを後ろから修飾している表現になるわけです。 しかし、後に原形が来るhaveの使い方は、原型であることで、後ろから形容詞的に修飾できないのです。 I had an doctor check my uncle. I had my doctor check my uncle.は両方とも使役動詞としてしか使えないということになるのです。 簡単に、といっておきながらまた長くなってしまいましたね。 ごめんなさい。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
回答、ありがとうございました。 have の使い方はその通りだと思います。なにかの本で、 >I have my uncle taken to a hospital は、 I have taken my uncle to a hospital. と関係があると読んだことがあります。
- akijake
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再びakijakeです。 自分なりに色々考えてみました。夢にまで出てきましたが…。 makeが、myselfを伴なう以外で過去分詞と共に使われる事って、どうしても感覚的に在りえない気がするのですが、なぜかと言う理由を色々考えてみました。 それぞれの使い方の違いにあるはずですよね。 まずhaveですが、 I had Tom fix my car.という文があるとします。 「私はトム((1))に車((2))を修理してもらった(車が修理された状態にしてもらった)」という意味になります。 使役動詞とは言っても、ほとんどが「依頼」の意味で使われ、主語が目的語(1)に「目的語(2)を~な状態にしてもらう」と、状態を表すのに使います。 私の感覚では、haveの場合どちらかと言うと(1)より(2)の目的語に重点を置いているという感じがします。 誰にしてもらったかより、「何をどうしてもらったか」という事に重きを置いている感じです。 更に、過去分詞を伴なう場合、目的語(1)が省略される事はよくあります。 I had my car fixed. 意味的には「私は車を修理に出した(修理してもらった)」です。 自分の車を「fixed(修理されている)状態」にしてもらった、となります。 一方、makeは強制の使役動詞で、すぐ後にくる目的語(1)に「なにかをさせる」わけです。 I made Tom fix my car. 「私はトム((1))に車((2))を修理させた」となり、ポイントとしては「(1)に何かをさせた」ことを重点的に言いたいように感じます。 makeがかかる目的語はあくまでも(1)であり、「主語によって何かさせられる目的語(1)」がmakeの後に来なければ、意味的に成り立たないのではないでしょうか? I made Mary examined by the committee. とした場合、主語(私)によってメアリーが何かさせられるわけではありません。makeを使う場合、何かさせられたのはthe committeeでなければなりません。なのでこの文章の場合、 I made the committee examine Mary.となり、目的語(1)がmakeの後に来て、すっきりするのではないでしょうか? have と get はほぼ同じ使われ方、 let と make もほぼ同じ使われ方です。let も後に目的語(1)が来ますし。 こじつけっぽいですねー。うまく感覚を説明できません。 多少なりとも参考になれば良いかな…と。
- akijake
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こんにちは。 make は強制の使役ですが、過去分詞をとる場合は質問者さまがおっしゃる用法に限られているはずです。 原形不定詞を取って、目的語に○○させると使用する事がよくあるのはご存知と思います。 または形容詞を取ることもよくあります。 have の場合は原形不定詞をとって、目的語に○○して貰う/させるとする事ができますし、過去分詞を取って目的語を○○して貰うという依頼にも出来ます。 理由は?と聞かれると…ちょっと判りません。すみません!
お礼
回答、ありがとうございます。 使役動詞と一くくりにされますが、使われ方はそれぞれかなり違いますよね。そのへんの理由があれば知りたいと思っています。
どちらも使役の意味ですが、make は「強制」、have は「依頼」の意味を含むので「委員会の審理にかける」という文では make が正しいです。 なお、make は have と同じように過去分詞を目的格補語にとることができます。用例は make oneself understood に限られているわけではありません。
お礼
回答、ありがとうございました。 >「委員会の審理にかける」という文では make が正しいです。 いえ、make の文は間違いで、have が正しいそうです。
お礼
回答、ありがとうございました。 >例外の文例では過去分詞を取ってはいますが主語と目的語の間に支配・被支配が成立します。 結局、これですね。make は強制力を使って、人に働きかけて何かさせるということなのですね。主語にその意志があって、目的語がそれをするという構図ということですね。have は、主語にその意志がなくても、目的語がそれをしなくても使えます。I had the fence painted.とかのように。 ――と理解させていただきました。