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薬学研究の将来性について
薬学の研究は将来が暗いと聞いたのですが本当でしょうか。個人的には、ヒトゲノムの塩基配列の解析が終わったことで、これからは生命薬学の分野がどんどん発展していくように感じているのですが。
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JET-LUCKさんに是非ご紹介したい、薬学出身のゲノム研究者のインタビュー記事があります。 記事のタイトルも、「Be ambitios」! http://www.yakuzaishi-kyujin.com/yaktan/mizu_1.html ※アーカイブとして提供しているので、閲覧には会員登録が必要になっています。 水島洋先生は、東京医科歯科大学 情報医科学センター助教授で薬学博士です。 記事のインタビューは現役の薬学生が行いましたが、薬学生が将来の進路を考える上で参考になる内容になっています。 この記事の中で水島先生が、薬学出身者が研究を行うことの意義を伝えてくれています。 決して薬学研究の将来は暗くないですよ! むしろ、これから活躍が期待される分野です。
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- sionn123
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JET-LUCKさん こんばんは 大学は修士卒で、今は薬局を経営している薬剤師です。 薬学と言う学問は、色々な専門的学問を浅く広く学ぶ所なんです。例えば学部で学ぶ内容を言うと有機化学と言う合成化学や薬用植物学と言う植物の事を学んだり等幅広く色々な事を浅く広く学ぶ所なんです。そう言う学部で学んだ事を基礎の基礎としてする研究ですが、どんな事を研究されているかですよね。多くの方研究者は、薬学と言う学問のうちのほんの一部の拘った物を研究しているんです。そう言う専門的に拘った研究と言う事になると、薬学の研究内容と他学部の研究内容とがダブル場合が多いんです。 JET-LUCKさんもご存知と思いますが、今は微生物が抗生物質等の一部の薬を作る時代になってきています。そう言う微生物の研究では農学部等で微生物を専門に研究されている方の方が薬学部で微生物を研究されている方より詳しい場合が有ります。昔は農学部で微生物の研究となると、お酒の醸造・味噌・醤油等の製造等に限られていたでしょうけど、今ではこれまでに培った研究内容を生かして薬の製造の研究をされている方も多いんです。この様に他学部から薬学の分野への進出は目覚しいんです。薬学部の研究内容の中で他学部の方が進出されてない研究内容となるとDTM等の薬の吸収・排泄の研究やそれらの発展形とした新しい剤系の薬の開発程度しか残ってないと言っても良い位なんです。そう言う意味では薬学だけに拘った研究となると将来性は暗いのかもしれませんね。 しかし、薬学と言う拘った考え方でなかくてグローバルな視野で見た生命科学の研究となると将来性は明るいと思います。私が院生時代の研究室は有機化学(合成化学)が専門でしたが、研究内容は「発ガン性物質」(ガン細胞の出来る理由)であり某医大の教授との共同研究をしていました。そう言う生命科学と言うグローバルな視野で見れば、まだまだ解らない事が多く明るい分野だと思います。 JET-LUCKさんがなぜ今回の様な質問をされたか解りませんが、もし将来薬学の研究者になりたいのであれば、薬学と言う殻に閉じこもらずグローバルな視点で生命科学を見つめて欲しいと思います。そうすればきっと「薬学の研究は将来が暗い」と言う考えは持たれないと思います。 色々書きましたが、何かの参考になれば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。将来研究者になりたいと考えています。言われてみると、グローバルな視点って大切ですね。
- AUGUUUAAA
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薬学研究の将来については、憂慮されています。特に、私立大の場合です。 どういうことかというと、昨年から、薬剤師の受験資格を得るためには6年制になり、ほかに、4年制の薬学に行って、修士課程を卒業するという方法があります。多くの私立大学では、6年制のみになり、4年制が少人数あるところでも、優秀な学生が来てくれるのかどうか疑問です。たとえばゲノム解析などのような、薬剤師とは関係のない研究をするところに、学生が来なくなるでしょう。 そういう意味で、薬学研究の将来は暗いのですが、臨床薬学の研究に関しては、今後飛躍的に発展すると思います。 国公立大、特に、東大、京大などでは、あまり影響が出ないかもしれません。
お礼
回答ありがとうございます。なるほど。今後は臨床薬学が飛躍していくのですか。
- tanuki4u
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想像ですが、薬学が暗いのではなく、薬学部が暗いのではないでしょうか? つまり、薬剤師が職業として、昔よりうまみのない職業になるということ。 http://www.yomiuri.co.jp/education/kouza/nyushi050804.htm 確かに昔は名義貸しとかいって、実際には働かなくても、名義だけ貸すだけで結構な収入があったように聞きます。 今は、資格のある薬販売人みたいになってきています。 薬学自体に関しては、日本が世界に先行していますが、世界中がこれから老人社会になります。老人社会は病人社会でもあります。病人社会は薬社会でもあるわけで、明るいかと。
お礼
回答ありがとうございます。薬学部のほうでしたか。確かに薬学部の人気がなくなってきていると聞いたことがあります。
意味が分かりませんね。薬学というのは色々な学問が寄り合わさった総合的な学問ですよ(薬学に限った話ではありませんが)。 実際の研究者は、薬学を研究しているというのではなく、その中の狭い分野だけを専門にして研究しているわけです。ひと括りにして将来性を論じられるものではないと思いますが。
お礼
回答ありがとうございます。薬学部に通っているので、将来か不安なのかなぁと心配していましたが、なんだか少し安心することができました。
お礼
回答ありがとうございます。薬学の将来は暗いというよりむしろ明るいんですね。なんだか安心できました。