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製造部門の発生経費の配賦基準について(長文)
売上規模1500億円程の製造業の管理会計部門に所属してます。製造現場の発生経費を配賦する基準についてお教えください。 数千型式の商品を約10種類の製品群に分類し製品群毎に(管理会計的な)損益計算を行っております。 製造現場で発生した経費をある比率を用いて製品群へ配賦するのですが、その比率は製品群毎の作業実績時間の比率を用いております。 製造現場の発生経費の約7割は設備の減価償却費です。 質問は 1.製造現場の発生経費を製品群に配賦する基準はどのような基準があるのでしょうか? 2.製造現場の発生経費の中で圧倒的に設備減価償却費の占める割合が多い場合、どのような基準がより正しいのでしょうか? お判りにくいですがよろしくお願いします。
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- jyamamoto
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回答No.1
共通的な原価を作業実績時間で按分されているということは、おそらくABC(Activity Based Cost)分析の手法で原価管理されているのだと思います。 行動基準でできるだけ精緻な原価管理をする場合は、ABCの手法でする場合が多いと思いますが、費用対コスト面でもっと割り切ったやり方を選択する場合は、製品群ごとの売上高(生産高)按分で配付するケースもあります。 「どの方法が正しい」という答えはありません。「管理会計」の世界で「正しい」かどうかを決めるのはその会社の「経営の考え方」によるしかありません。 あなたの会社の経営方針に沿って評価する場合に、どのやり方が妥当かということで「正解」が決まります。
補足
有難うございます。参考になりました。 確かに『管理会計』の分野で正しいものを求めるのは難しいですね。 作業現場の経費の中で人件費比率が多いのならまだしも設備の償却費がメインの発生経費を、作業時間で按分する事に自分自身疑問を感じています。 そこで、よろしければご教示いただきたいのですが、設備の稼働時間の比率で按分する方法を実施している企業もあるのでしょうか? ちなみに当社では設備稼働時間を把握する仕組みが無い為非常に困難な事に思えてます。