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損益計算書の減価償却の扱いについて

こんにちわ、さっそく質問させていただきます。 損益計算書で、返済財源=当期利益+減価償却費となっています。 何故そうなるかというと、減価償却費は現金の支出がない経費ですので 販管費でひかれている分足すというのですが・・。 ここからが分からないのですが、では実際に減価償却される資産はどこで引かれているのでしょうか? 減価償却で分割して毎年の損益計算書に計上しているのですから 引かないとは思うのですが、それだと返済財源に減価償却費を足すというのが納得いきません。 何故かというと、減価償却費を返済財源に毎年足したら減価償却される資産は結局損益計算書からは引かれないということですよね・・? 何となく理論としてあってるようなあってないような・・(汗)気もするのですが いまいち納得できないのでご教授いただければありがたいですm(_ _)m

質問者が選んだベストアンサー

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  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

所有している資産の価値が年々少なくなります。簡単に言うとその資産の額がひかれています。損益計算書と資金繰りは別物です。返済財源は資金繰りの問題になります。簡単な計算法として利益プラス減価償却費がその年の返済財源になります。

lite98
質問者

お礼

損益計算書と資金繰りは別物ものなんですね・・ありがとうございました!

その他の回答 (2)

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.3

私も開業したばかりの頃、同じ問題で悩みました。 減価償却という手続きを行なわないとどうなるか考えてみましょう。 こんなケースを考えてみてください。 ある事業の為に専用の生産設備を導入しました。設備の価格は5,000万円です。 この生産設備の寿命は5年間です。五年後にはスクラップになってしまうので、この事業は終了します。 設備投資に必要な資金は銀行から借りました。 銀行から5,000万円借りて、生産設備を製造している会社に5,000万円支払ったわけです。 今回導入した生産設備を使ってある製品を生産します。その製品によって年間5,000万円の売上をあげることができるとします。 経費などは以下の通りとします。 売上    5,000万円 原材料費  1,000万円 労務費   1,000万円 製造間接費  500万円 ーーーーーーーーーーー 製造原価   2,500万円 販管費   1,000万円(減価償却を含まない) この場合、初年度の損益計算書は 売上    5,000万円 製造原価  2,500万円 ーーーーーーーーーーーー 粗利    2,500万円 販管費   1,000万円 設備投資  5,000万円(減価償却を行わないので、支払った金額を経費とします) ーーーーーーーーーーーー 営業利益 △3,500万円 (以下略) となります。 2年目は 売上    5,000万円 製造原価  2,500万円 粗利    2,500万円 販管費   1,000万円 設備投資    0万円 ーーーーーーーーーーーー 営業利益  1,500万円 ですが、前年度の赤字があるため2,000万円の累積赤字ということになります。 同様に3年目は500万円の累積赤字。4年目と5年目でようやく利益が出ます。 以上をまとめると、この事業は初年度に5,000万円ものお金をつぎ込んだために、営業利益(営業赤字)の推移は 初年度  △3,500万円 2年目  △2,000万円 3年目   △500万円 4年目   1,000万円 5年目   1,500万円 となります。 これはこの事業の実態を正しく表していると言えるでしょうか? 『こら!お前が変な事業をやろうなんていうから、3,500万円も赤字じゃあないか! 2年目も累積赤字が1,500万円もあるし!お前なんか首だ!』 という判断は正しいでしょうか? 5年間でこの事業は終了するので、5年間の合計で損益を計算すると 売上    25,000万円 製造原価  12,500万円 ーーーーーーーーーーーー 粗利    12,500万円 販管費    5,000万円 設備投資   5,000万円 ーーーーーーーーーーーー 営業利益   2,500万円 つまり、営業利益率が10%の有望な事業ということになります。 『やあ、君がこんなに儲かる事業を提案してくれたから、ボーナスを上げよう。』 トータルで見ると儲かっているわけですから、こちらの判断の方が正しいですよね。 決算書を作る目的は、業績を客観的に判断して経営の舵取りをすることです。ですから、 『初年度3,500万円も赤字だからこんな事業は撤退しよう!』 なんていう判断をしてしまうような損益計算書では困るわけです。 ですから設備投資を、実際には初年度に5,000万円支払ったのだけれども、1,000万円しか払わなかったことにして、2年目以降は払っていないけれども1,000万円づつ払ったことにして、損益計算書を作りましょう、というのが減価償却という計算手続きなのです。 >実際に減価償却される資産はどこで引かれているのでしょうか? 実際には初年度に設備導入の費用を全額支払っているのだけれども、支払っていないことにして、毎期少しづつ払っている『ことにする』のです。 初年度にドーンと大きな額を払いますから、お金が足りなくなります。だから銀行から借りたお金で払うわけです。銀行から借りたお金はそのまま設備資金として支払に使われるので、お金が右から左へ流れてゆくだけですから、大きなお金を払ったと言う実感がわきませんが、実際には全額をこの時に支払っているわけです。 ただし、税法上および会計上はまだ払っていないと見なして、毎期分割して払ったように費用計上するわけです。 実際の現金の出入りとは異なった計算をするわけです。 だから、毎期払ったかのように費用計上している(実は初年度に払い終わっている)減価償却費は各期では払わないので返済に回すことができるわけです。

lite98
質問者

お礼

毎期少しづつ払っていることにしているのですね・・ありがとうございました!

  • tsubock
  • ベストアンサー率47% (21/44)
回答No.2

ものすごく極端な例ですが1億円の現金と資本金1億円の会社を想像して下さい。現金5000万で建物を買ったとします。貸借対照表に現金5000万と建物5000万が借方、資本金1億が貸方ですね。 この会社が商品売買をしていて棚卸資産が0円だとして、商品売買での利益が1000万円出ました。損益計算書はこの利益1000万-(建物5000万の減価償却費)となります。(税金も無視して下さい) 実際は売掛金になったり、貸し倒れたりして1000万円がすべて現金になる訳ではありませんが、キャッシュインに減価償却分だけ余計に引かれているわけですね。

lite98
質問者

お礼

減価償却分だけ余分にひかれているということですね・・ありがとうございました!

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