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「美しい・麗しい・綺麗だ」の違いについて

類義語「美しい・麗しい・綺麗だ」の意味の異同および 使い分けを御存知の方いらっしゃいましたら、是非 教えてください! (できるだけ詳しく・・・)

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  • starflora
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回答No.3

    厳密に区別をというのは難しいと思います。     綺麗な(きれいな): これは、漢字で書くと、美しく麗しいというような感じに見えます。しかし、口語的で、日常的に使う言葉としては、「美しい」「汚れがなく清い」「潔い」「不正でない」「上手で立派な」「残りなく」のような意味があります。「きれいな身の処し方」などは、潔いですし、「今回、綺麗なプレーを見せてくれた**(野球)選手」は、上手なプレーでしょう。「きれいな部屋」は、清潔な部屋、また美しい部屋です。「きれいな少女」は、美しい少女です。「きれいに片づけた」は、きれいな、とは違いますが、清潔に片づけた、すっかり片づけたの意味です。     美しい(うつくしい): 「きれいである=美しい」「人の心に感銘を与える」「感心な」でしょう。「美しい女性」は、きれいな女性と同じでしょう。一方、「美しい行い」は、「綺麗な行い」とは言いません。人を感動させるような行いをこう言います。「美しい心の持ち主」は、感銘を与える、綺麗な、も意味しますが、感心な心という意味もあるでしょう。     麗しい(うるわしい): 「美」も、うるわしい、と読みます。うるわしいは、古語にあり、「可愛い」「仲がよい」「うつくしい」「きちんとしている、端正な graceful」「心がまっすぐ」というのが古語の意味です。現代語だと、「うつくしい」「きれいだ」「優れている」「良い」というような意味です。現代語で見ると、「麗しい女性」というのは、美しいだけでなく、優れているというニュアンスがあることになるでしょう。「麗しい行い」というのは、良い行いの意味です。「麗しき我が故郷」の場合、うつくしいというより、「良い・優れた」といいうようなニュアンスがあるでしょう。また、古語の用法もあり、現代文でも使います。「麗しい乙女」はうつくしい乙女であるでしょうが、また、優雅な端正な乙女という意味にもなります。「うるわしい友情」は、うつくしい友情でしょうが、仲が良いという意味です。「麗しき心」というのは、正直で、素直な、つまり、まっすぐな心でしょう。     以上をまとめて見てみると、三語は、どれも基本的に、普通の意味の「うつくしい」を意味しますが、違いは、「綺麗な」は、clear(清い、片づけた、整理した)の意味があり、清いから、潔い、身の潔白のような意味までの広がりがあることになります。     「美しい」は、標準の美しいに加え、人の行為などが、他者に感銘を与える、良い意味の impressive(印象的)というような意味の広がりがあります。人を「感心」させるのも、行為などの良い印象でしょう。     「麗しい」は、美しいに加え、graceful(優雅な、みやびやかな、端正な)というような、特徴的なニュアンスがあります。単に、きれい・うつくしいだけではなく、「みやび・端正・グレース」があるという意味の広がりがあるでしょう。また、「良い・優れた」の意味もあり、「うつくしい友情」と言わないこともないでしょうが、「麗しい友情」でしょう。これも、greceful であるのは、端正で、形に整いがあり、意味的に、「仲がよい友人関係」をきれいに評価して述べたものです。     もう一度まとめますと、   「綺麗な」: うつくしい+clear(清い・潔い・まったき)    「美しい」: うつくしい+impressive(行為などが:印象的な)   「麗しい」: うつくしい+graceful(優雅な・端正な・優れた)     という風に意味の範囲が広がっていると、まとめて大きく言えそうです。  

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  • huchio
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回答No.4

詳しいことは、今までの方がいろいろ説明されているので、ここでは私の持論を一言だけ述べさせていただきます。 「美しい人生」を歩みたいと願い、普段からそう心がけていますが、「きれいな人生」や「麗しい人生」を歩みたいとは考えていません。 ご推察ください。

回答No.2

美しい の反対は 醜い きれい の反対は 汚い だいたい上のように言えるかと思います。 なので 「美しい」は心地よいと感じるもののことを言っていて 「きれい」はけがれのない状態を言っています。 日常的には 視覚的・聴覚的な「美しい」は 「きれい」に置き換えて使うことが多いです。 ただ、精神的な「美しい」は 「きれい」には置き換えられません。(「美しい友情」など) 「麗しい」については 「美しい」の中でも おごそか・気品のある・立派な、という 格調高い(?)性質を持ったものについて 使います。

noname#118466
noname#118466
回答No.1

専門的に説明することは出来ませんが、日常の使用経験から次のような使い分けは出来ます。 きれい・・自然のきれいさよりも、人の手が加わった美しさ、清潔さ、清浄さをあらわすケース。きれいな身なりの少女、きれいな廊下、きれいな庭先、きれいな景色など 美しい・・きれいと同じ意味に加えて、人の行為にも使う。美しい行為 麗しい・・今日では口語体ではほとんど使われない。うるわしい女性、麗しいご婦人、麗しい友情、麗しのケンタッキー、 口語体として使用範囲が広く安心して使えるのは「きれい」でしょう。麗しい、美しいの代用としてもほとんどの場合使用出来ます。麗しいは限定です。麗しの廊下とはいえませんね。