• ベストアンサー

バネの単振動と電気振動の関係について

「単振動の強制振動における変位は、LCR直列共振回路に電圧源を接続したときのCの両端に現れる電圧に対応する」 というのは本当ですか? どのように証明したらいいのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.1

本当です. ただし,単振動の方にちょっと注意が要ります(後述). LCR直列共振回路に交流電圧源 V_0 sin ωt を接続したときの回路の微分方程式は (1)  L d^2 Q/dt^2 + R dQ/dt + Q/C = V_0 sin ωt です. コンデンサーの両端の電圧を V_c としますと V_c = Q/C ですから, (2)  LC d^2 V_c/dt^2 + RC d V_c/dt + V_c = V_0 sin ωt が V_c を支配する微分方程式です. 一方,単振動する物体(質量 m,ばね定数 k,変位 x)に, 速度に比例する抵抗 γv = γ dx/dtがあって, それに外部から力 F_0 sin ωt をかけた場合の運動方程式は (3)  m d^2 x/dt^2 + γ dx/dt + kx = F_0 sin ωt です. (2)(3)は全く同型の微分方程式ですから, 解の振る舞いも全く同一です (もちろん,初期条件を対応関係で同じように取って). 両者の間で,何と何とが対応するかは(2)(3)を比べれば明らかでしょう. いずれも,大学理工系1年次程度の内容で, 共振回路の方は電磁気関係のテキスト, 単振動の方は力学関係にテキストに, たいてい載っています.

-sophia-
質問者

お礼

丁寧な説明有難う御座いました!

関連するQ&A