仮定法過去は、現在の事実に反することを仮定します。つまり「(私は~ではないけど)もし~だったら、…なのに」という感じです。と言うかこれが仮定法過去の訳でもあります
例えば
If I were a bird, I could fly.
「もし私が鳥なら、飛べるのに」←私が鳥であるというのは事実ではないですよね。鳥ではなく人間なのですから
仮定法過去はif節内の時制は過去形で、後ろの節は助動詞の過去形を用います(wereは過去形、couldは過去形ですよね)
仮定法過去完了は、過去の事実に反することを仮定します。つまり「もしあの時~だったら、…だっただろうに」という感じです。と言うかこれが仮定法過去官僚の訳でもあります
例えば
If I had been a bird, I could have flown.
仮定法過去はif節内の時制は過去完了、つまりhad+過去分詞で、後ろの節は助動詞の過去形+完了形を用います(ここではhad beenとcould hadのことですね)
注意としては、仮定法過去完了のif節と、仮定法過去の後ろの節が組み合わさる場合があることでしょうか
例えば
If I had done so, I would succeed.
「もしあの時そうしていたら、今頃は成功しているのに」
という風にです
ですから、もしかしたら
If+主語+過去形
→「もし(今)~なら」
If+主語+過去完了
→「もしあの時~だったら」
主語+助動詞の過去形+動詞原形
→「(今)…なのに」
主語+助動詞の過去形+have+過去分詞
→「(あの時)…だったのに」
という風に分けて覚えてしまった方が、注意点で挙げたようなタイプの文にも対応しやすいかと思います
お礼
例文までつけてくださり理解しやすかったです。 ありがとうございました。