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積分(高校)
f(x)=∫(0≦t≦1)(t-1)e^|t-x|dt (x≧0) を求めよ。 という問題について質問です。 私が考えたのは、まず、|t-x|の中身の符号によって場合分けすることです。 すると、t-x≧0 のとき、x≦t , t-x<0 のとき、t<x となります。そして…もうわかりません。 とにかく、自分としては t の積分なので、t で場合分けするのではないかと思いましたが、解答を少し見ると x の範囲によって答えを分けています。 なぜそうなるのかわからないので、解答を読んでも理解できません。 まずどうしてそうするのか、これがどういうものだと考えれば理解しやすくなるのか、教えていただきたいと思っています。お願いします。
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>|t-x|の中身の符号によって場合分けする >t の積分なので、t で場合分けする という方針は正しいです。 が、問題は、質問者さんも悩んでいらっしゃるとおり、 その場合分けにxの値が絡んでくるというところですね。 根本に戻って、なぜ場合分けをしなければいけないのかを考えてみましょう。 今の場合は、被積分関数に絶対値記号が入っており、その中身が正か負かで 絶対値記号のはずし方が変わるから、ですね。 では、どのようなときに絶対値記号の中身の符号が変わるのか、よく考えてみてください。 いまxは0以上なので、t<xなら中身は正で、t>xなら中身は正になりますね? (ここまではご自分でできてますね) さて、ここで問題なのは、tは0と1の間の値しか取らないということです。 ですから、もしxの値がこの範囲になければ、絶対値記号の中身は符号を変えることがない ということになりますね。 具体的に言えば、もしxの値が0.5だとしたら、積分を計算するには、 tが0.5より小さいときと、tが0.5より大きいときとで場合分けしなくてはいけませんね。 ですが、もしxが2だとしたら、tが(0と1の間の)どの値を取っても、 絶対値記号の中身は常に負になるので、積分の計算をするのに 場合分けをする必要が無いことになります。 このように、今の場合、xの値によって、絶対値記号を外すための 場合分けが必要か否かが変わってくるわけです。 これを考慮すると、この問題には、2段階の場合分けが必要だということになります。 すなわち、まずxの値によって「絶対値記号を外すための場合分け」が必要かどうかが 変わってくるので、これに関する場合分けをし、 その後、「絶対値記号を外すための場合分け」が必要に場合にのみ、 さらにt-xが正か負かで場合分けをし、積分を計算するわけです。 直接の答えはここには書きませんが、以上を踏まえて解答を読み直せば 今度は理解できると思います。
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- tatsumi01
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t は 0 から 1 までを走る変数なんです。 で、t が x を超える地点で |t-x| の符号が変化するのです。したがって、場合分けは x の値がどこにあるかで決ります。 もう少し詳しく書くと、x<0 でも x>1 でも、t が x を通りすぎることはないので |t-x| は正または負で決ります。 0≦t≦1 の場合、t が x を通りすぎます。したがって、x で |t-x| の符号を変えた二つの積分の和にする必要があります。
お礼
回答ありがとうございます。解決できそうになってきました。
お礼
回答ありがとうございます。教えていただいたことを参考に何とかがんばってみましたら、だんだん見えてきました。「tは0と1の間の値しか取らない」というのが特にヒントになったと思います。わかっているつもりだったのですが…。もう少し自分で考えてみます。
補足
もう大丈夫そうなので締め切ります。もしまたわからないことがあればまた質問するつもりです。