この場合、complement というのは補部のことです。学校文法の補語とは別物です。
おそらく質問者の方は、生成文法の枠組みで昔の that-deletion を説明されようとしておられるのでしょう。論文かもしれませんが、ここで聞くような質問ではありませんね。
でもお節介の私としては、ヒントだけ出しておきましょう。どうせ正解なんかないのだから。
まず、事実をきちんとおさえるために、
Bolinger (1972) That's that, The Hague; Mouton
をよく読みましょう。regret でも that の省略が可能な場合が出てきます。単に頻度の問題ではないことも分かるでしょう。たとえば、
○We got the message they were coming.
×We lost the message they were coming.
Jespersen の言うように、that 省略が parataxis の可能性も否定できません。直接この構文を扱っているわけではありませんが、parataxis については
Uriagereka, Juan. 2002. "Parataxis", in Derivations, London; Routledge
を参照。
ただし、parataxis では bridge-verb 現象が説明できないかもしれません。架橋動詞については
Erteschik-Shir, Nomi. 1973. On the nature of island constraint. PhD Dissertaion, MIT.
今井邦彦・中島平三. 1978.『文II』現代の英文法5,研究社.
をご覧ください。
結構大変ですよ。
お礼
ありがとうございます。 初心者の私には多少難しいこともありますが、今日図書館へ行って教えて頂いた本を借りてきました。 やはり読んでいて混乱することも多々あるけど 人生かかっているといっても過言ではないので(多少オーバーですが…)読破します。本当にありがとうございますm(_ _)m