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襲色目について(氷襲)
十二単の襲色目の中に「氷襲(氷のきぬ)」というものがありますが、これはどういった雰囲気のものなのでしょうか? 自分で調べた範囲では、「表は白瑩または白、裏は白の無紋または白」とあるのですが、「白瑩」や「白の無紋」というのがピンときません。(^_^;) 表も裏も白だと、なんとなくガーゼのハンカチみたいな素っ気ないイメージになってしまうんです…。(←ガーゼほど薄くはないですけれど。^^;) 白だけれども、同じで色で模様が入っていたりするのでしょうか? それから、この「氷襲」だけで衣装をコーディネートした真っ白な十二単(袿の部分ですが)というものは、あったのでしょうか? もしくは、あったとしてもおかしくないものでしょうか? 教えて下さい。どうぞ宜しくお願い致します。<(_ _)>
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おもしろいですよね~。>襲色目(^-^) ちょっと調べてみたんですが、どうも「白」と「白瑩」は違う色のようですね。 「白瑩」は薄いグレーというか・・・。 たぶん光沢のある布だったのではないかと想像します。 http://www.palette532.com/~inui/sirotae/nyoubou-kasane.html こちらに、「瑩とは絹を貝で磨き艶の有る物」とあるので、たぶんそうでしょう。 http://www07.u-page.so-net.ne.jp/wa2/masao-n/newpage1.htm で、↑同時に「男子専用」とかいてあります。(笑) 襲色目は男女共用のものと、男子・女子専用の物がありましたから、ひょっとしたら女性は使えない重ねだったのかもしれませんね。 (色味的におもしろくないし・・・) 同じ色の重ねでも、男性と女性では呼び名が違ったりして、おもしろいですよね~。 > それから、この「氷襲」だけで衣装をコーディネートし > た真っ白な十二単(袿の部分ですが)というものは、あ > ったのでしょうか? 私の記憶では、襲色目は桂ではなく唐衣の重ねのことではなかったかと思うのですが? 桂の重ねに関しては、別の組み合わせがあるようですよ。 http://www07.u-page.so-net.ne.jp/wa2/masao-n/newpage2.htm 真っ白の組み合わせはないですね、さすがに。(^^;; こんなんで、回答になりましたでしょうか。 ご参考までに。
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表が光沢のある白い絹(模様あり)で、裏地が無地の白い絹でできた直衣を着ている公卿を想像されたらよいかと思います。これなら、ありそうではありませんか。 白瑩についての説明はNO.1の方でよいと思いますが、時代により変遷があるようです。 No.1の方の仰るとおり、重色目というのは直衣などの表地と裏地の組み合わせのことで、十二単の五衣の配色とは違います。 同じ「氷襲」でも諸流があり「表は鳥の子、裏は白」という伝もあります。
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回答ありがとうございます。<(_ _)> > 表が光沢のある白い絹(模様あり)で、裏地が無地の白い絹でできた直衣を着ている公卿を想像されたらよいかと思います。これなら、ありそうではありませんか。 なるほどっ! それも素敵ですねっ! (^○^) 光沢のある白い絹の直衣なんて、イメージしたことありませんでした。これは素敵です♪ > No.1の方の仰るとおり、重色目というのは直衣などの表地と裏地の組み合わせのことで、十二単の五衣の配色とは違います。 ご指摘ありがとうございます。勘違いしていました。 でも、これで、今までこんがらがって覚えていたことがすっきりしましたっ! 表が鳥の子という氷襲もキレイですよね。 …でも、やっぱり「純白」がNO1かな(笑)。(^^ゞ どうもありがとうございました!
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http://homepage1.nifty.com/kristall-plus/con1/kas/k_f.htm 氷(こおり)【こほり】 表白・裏白。#FFFFFF×#FFFFFF] http://homepage1.nifty.com/kristall-plus/con1/rgb/r_br02.htm
お礼
回答ありがとうございます。<(_ _)> 襲色目(RGB版)のホームページを紹介してくださって、ありがとうございます! (^.^) こういった和の色をPCで表現できるなんて素敵ですよね♪ 自分のホームページを和風にアレンジしたい時に、ぜひ、参考にさせて頂きます。 どうもありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます。<(_ _)> 白瑩について、大分イメージすることができました!! 仰る通り、光沢のある布だったのでしょうね。(^.^) キレイだな~♪ 「絹を貝で磨く」っていうのが、また雅です。 …でも、氷襲って男子専用だったんですねっ!! Σ( ̄□ ̄;) ショックです~~~。 確かに色は少ないけれど、純白の宮廷衣装なんてすっごく素敵だと思っていたのにっ。 > 桂の重ねに関しては、別の組み合わせがあるようですよ。 仰る通りです。(^_^;) 勘違いしていました…。 女房装束のホームページを紹介して頂いて、とても勉強になりました。 真っ白の組み合わせがなかったのは残念なのですが、それ以上に素敵な色合いを見つけることができて、幸せかもっ♪ どうもありがとうございました!