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小さな桜花びら文様の単衣の着物について質問です。

30代半ば、女性、着物初心者です。 以前から着物に興味がありましたが、最近は年齢のせいか少しあらたまった場所に出かけるのに衣装を慎重に選ぶ必要があるな…と感じていて、洋装より着物がいいのではないかと感じていた折、偶然見つけて除いた地元の着物のリサイクルショップで素敵だな…と思う着物を購入しました。 単衣仕立てで、薄ーーいうぐいす色のようなよもぎ色のような地色で、小さな小さな桜花びらの文様に染め抜いてある(染めの様子を適切に表していなかったらすみません!)ものです。 生地自体は白ではなくうすーーーいベージュのような色で、裏は染まっておりません。 素材は正絹とお店の方がおっしゃっておられました。 着付けてみたかんじも、絹鳴りがするところも確かに正絹だな…と感じることはできました。 お出かけの一着として、入門の一着として…というつもりでお店の方にもお話をうかがいながら「これなら…」ということで購入をしましたが、いざ帰宅後ネットで調べたりしていたら、 桜花びらの文様であること 単衣であること とても細かい文様ですが、いわゆる江戸小紋には全く同一の柄が調べて見当たらなかったこと 江戸小紋が染め抜いてある部分が白であるのに対し、手元のものは真っ白ではないこと などから着ていくシーンやこの着物の格などについての判断が自分でははっきりできなくなってしまいました…。 これは江戸小紋なのでしょうか?小紋でしょうか? それとも全然別ものなのでしょうか? そしてこの着物を着用するシーンはどんな場面がふさわしいでしょうか? また江戸小紋であった場合ですが、この着物には紋などはつけられますか? 初心者というか、本当に着物のことがわからない質問で恐縮ですが…どなたか着物をよくお召しになる方、着物に詳しい方より御回答いただければ幸いです。 よろしくお願いします! (積極的に着用したいので、できる限り着用可能なシーンと、その際のポイントなどを知りたいと思っております。)

みんなの回答

noname#159989
noname#159989
回答No.1

こんにちは。 画像が小さいのではっきりわからない部分もありますが、柄の密度が均一ではないようですので江戸小紋には分類されないものと思われます。 なので単衣の小紋の扱いでしょう。 桜の花びらと言う柄ですが、桜だから春しか着られないかと言ったらそんなことはありません。 一つの文様としての扱いになりますので秋でも着て良いと思います。 ただ単衣なので、着る時期としては基本に従えば6月と9月限定という事になります。 しかし温暖化の昨今は春の早い時期から着る人も多いです。 5月~6月いっぱい、暑さを感じる日なら4月下旬くらいからも良いでしょう。 7月、8月は薄ものと言って夏専用の着物になります。単衣を着るには暑いでしょう。 実際は9月中旬までは薄ものを着る場合が増えています。 再びの単衣の出番は9月中旬以降~10月中旬あるいは10月いっぱいという感じにズレ込んでいます。 フォーマルではないのでそのあたりは自分の皮膚感覚に合わせてかまいません。 シーンとしてはフォーマル以外ですね。 普段着の扱いで、お食事やショッピングや観劇などのお出かけ着として。 染めや織りの名古屋帯を合わせたり、ごくカジュアルな場には半幅帯でも良いでしょう。 しゃれ袋帯というフォーマル以外で締める袋帯を変わり結びに締めて軽い立食パーティー、同窓会なんかも良いと思いますよ。 お茶会なら大寄せの席にお客様の立場でなら大丈夫と思います。 その場合は綴れなどのセミフォーマルな帯を締めましょう。 砕けすぎずかしこまらず、入門にはちょうど良い着まわしのきく1枚だと思いますよ。 格は帯で調節します。と言っても普段着からフォーマルへ格上げできるわけではありません。 ちょっとそこまでのお買いものやお友達の家なら半幅帯で、デパートや美術館なら季節を感じさせる染め帯で、ホテルでのランチならセミフォーマルな織り帯で、といった感じに同じ普段着扱いの中での微妙な上下がありますよね。 そうした帯の使い分けの練習には持ってこいの着物でしょう。 入門したてだとついあれもこれも揃えなきゃと焦り気味になりがちですが、じっくりゆっくり吟味しながら楽しんで揃えて行ってください。

namashirasu
質問者

お礼

rose-roomさま 早速の御回答ありがとうございました! 文様や格についてとてもわかり易く、かつ活用の仕方についても細やかな解説をいただいたことで本当にすっきりとしました。 本当にありがとうございます! 調べれば調べるほどわからなくなってしまっていたところでしたので本当に助かりました。 実は憧れの呉服屋さんはあり(青山 八木 とういお店です)、誂えもいつかは…と考えてはいたのでそれまでの良い着物入門の相棒として、2枚目、3枚目との出会いや誂えを楽しみに、文化を学び直しつつ興味を持って教えていただいた使い方でどんどん親しんで着用したいと思います。 本当にありがとうございました!

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