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振袖モデルさんの長襦袢について
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- 振袖モデルさんの着用する長襦袢について気になることがあります
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質問者が選んだベストアンサー
#4です。 とても良いところにお気づきになられたから。 うれしくなりました。 >昔、祖母が留袖にもう1枚長襦袢でない白い着物を下に重ねていたのを思い出しました。今の留袖の比翼も中ヌキなのでしょうかね・・・。 でも、長襦袢まで中ヌキをするという感覚は、どうも私にはなじめそうもありません。 そう、あれは、本来下に白い着物を重ねて着るというのがホント。 それの名残で白い重ね襟、白いハッカケのW、コレ何?って感じの 袖のふりについている、白の鉢巻つき?よう袖のふり(ちゃんと、袖として2重になっているおばけ?仕立てのもありますが) もう、あっちこっち、2枚きています下にシロがありますと 見えるところで宣伝しまくっているのが「比翼」です。 ネーミングがいいのできっと広まったのでしょう。 あれも、中抜きのうそです。 お化け、うそつきというのも袖だけですね。 伊達襟というのも、本来重ねた分だけ下に着物を着ているのがホント。 十二単のなごりのようなものです。 えりだけ重ねる。 袖口、振りにはなしという、うそっこ。 どうして、「長じゅばん」の上ばっかり、つまりはすそにこだわらない?不思議に思いませんか? あのおはしょりが曲者で、 大体が、長じゅばんなど着るような人々は、座敷に上がると、おはしょりなしで着物を着た。 つまりはすそをひいていて、外に出るときに、「はしょる」浮世絵を見ると外はしょっているでしょう? そうすると、長じゅばん(つったけ)が足捌きのとき見える。 大奥ドラマでも、すそを引きずって、歩くお局の 左右に開いた間の部分が長じゅばん。 だから、芸者衆は お披露目などでは、赤い紅絹の長じゅばんで足元を見せるでしょう? 当時としては、袖の振りもですが、すそこそが重要だったのです。 コレが、ずーっとおはしょりして、長じゅばんのすそを見せない着付けになってから、 最後は「美容襟」まで中抜き進化です。 このすそをひく着付けというのは結構、大正ぐらいまでいいお家では あって、実際に、留袖などの絵羽の絵などは、今とぜんぜんちがいます。 今は、左身頃がガバーっと右にかぶるので、左はゴージャス、右は寂しいか、ないかぐらいまで差がありますが、 昔のすそをひいていたころの留袖は、左右の柄が一緒、さらに、座って開いて見せるから、前には柄があるが、後ろ身頃には 座るので、ない。 おそらく、もし、お手元に祖母様の留袖があると、裾模様の左右対称が確認できるでしょう。 いまどきの着物のアレコレの常識というのはほとんど、呉服屋さんの 都合での常識に、「その道の大家?」がなにやらと 商業的に相乗りして勝手に作ったもの。 50年もない「伝統と格式」の常識だと思ったほうがいい。 日本文化のとしての、着物というなら、一度は今の「常識」を 疑ってみるところからはじめたほうがいい。 その上で、着物をどうぞ、自由に楽しんでください。 ・・・でなくてはおかしいといわれても、ほとんどそれはここ50年の話だということです、美容襟もふくめてです。
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- bekky1
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美容襟とかいうものができてから、 どんどんと、中ヌキが進んだのです。 時々、tvでの着物姿の人をチェックすると、「ナシ」という 演歌歌手などもいますよ。 振袖もファッションですから、黒とか、紫とか いろも好き好きでコーディネートしても、理由なくそれが好きというのも かまわないでしょうが、 時には「襲色目」ということを思い出し、どうして十二単という いろを重ねるということをするのかに、文化視点で 振り返ってみるのも、日本人としていいものです。 http://www9.ocn.ne.jp/~paru3/irome-t.htm 袖におもりを入れたままできるというようなことは、 普通のものならしませんし、そういう仕立てもしません。 それだけ、生地が重くなると、袖付けに負担がかかりすぎるから。 着物は、かなり、力学的にも無理がかかるような構造で切れ目と 仕立て、つなぎ合わせになりますから。 写真を撮るときは、写真やテクニックで 袖の生地の陰をなくすために、下にひっぱる必要があるので ふりに定規のようなものを入れて、重さと張りをつくります。 そのように仕立てることは本物はないです。 パンフレットの振袖は、モトモト絵羽がわかるように振袖は、一枚ペラで 仮仕立て、仮止めしてあるのでそのままごまかして着せて、写真してしまうと着ているように見せることが可能だから。 ソレが、袖口から、表の柄が透けて見えるという現象です。 今は、表からの引返しで、ハッカケ部分も同色というのが主流ですが、 「襲色目」からいうと、楽しみの一つが失われたことになるのです。
お礼
昔、祖母が留袖にもう1枚長襦袢でない白い着物を下に重ねていたのを思い出しました。今の留袖の比翼も中ヌキなのでしょうかね・・・。 でも、長襦袢まで中ヌキをするという感覚は、どうも私にはなじめそうもありません。 振袖カタログの不自然さの理由もよくわかりました。単に長襦袢がないとか、仮仕立てである、というだけではないのですね。勉強させていただきました。 襲色目、いろいろと見せていただき、さらに自分でも検索して見ました。平安時代にまでさかのぼるというわけにはいかなくても、自分の文化のルーツぐらいわかっておきたいと思いました。子どもに振袖を着せることは親の愛情かもしれないし、エゴかもしれないし、世間体かもしれないけれど、肌でその文化に触れた経験にしてやりたいと切に思いました。 ありがとうございました。
- kaori8585
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うちは息子ですが、来年が成人式です。 女の子は楽しみですね(#^.^#) カタログでは長襦袢まで宣伝する気がないから、あまりクローズアップしてないと思います。 袂からチラッと見える長襦袢は結構気の利いた小物になりますから、お洒落に決められたらいいと思います。 最近の長襦袢はまるで、それだけで着物かと思うくらいお洒落なものから様々ですですから、結構楽しいものです。赤いお着物で八掛が黄色となると、黄色でも赤でもシックにモスグリーンでもあうと思いますよ(*^^)v 後は、お子さんの好みですね。実はこれが一番難しいと思います。。。 下の娘はまだ、成人式には早いのですが、気に入った振袖を見つけて主人と衝動買いしてしまいましたが、実際の娘が気に入らず、高いお値段のものをキャンセルした苦い経験があります。。。 ところで全て、カタログを参考にして購入されるのですか? これは、私の考えなんですが、できれば、お子さんの顔映りを考えて、小物は呉服屋さんに行っていろいろ合わされた方がいいですよ~ 色の雰囲気でイメージは固まってきますが、型にはまったような組み合わせだけでなく、意外な色がお子さんに似合ったりして個性を主張できますからね。最近のお若い方は成人式に合わせて、髪形から全て自分たちでコーディーネートされるくらいですから、お店に持ち込んで仮着付けをしてもらい、小物を合わせてもらうと納得いく組み合わせができると思います。 また、最近の傾向も教えてもらえますから、結構楽しいと思います。 着物は、帯、帯揚げ、帯締めで全然違った印象のものになりますから、それを楽しんで私は結構、呉服屋さんへは足繁く通っています(*^_^*)
お礼
振袖、ってなぜか親の方が熱くなりますね・・・。 我が子は何故か私の見立てを全面的に信頼しているようで(実はどうでもいい?)、「任せた」と言っていますが・・・。 でも、おっしゃるとおり、確かにカタログですべてはわかりませんので、最後は娘を連れて呉服屋さんに相談に行こうと思っています。 でも、まず店を絞ってからですね。 それぞれが送ってきたカタログの段階で、およそどんな趣味のもの(着物も小物も。レースの半襟や手袋やネックレスが大好きなカタログもあれば、オーソドックスな小物あわせがほとんどのカタログもありました。)を置いているか想像できるのですが、長襦袢の品揃えとなるとカタログでは全くわからないということだけはわかりました。 昔、結構呉服屋さんの上客と言うよりもカモだったことがあるので、今回はそうならないように、下調べをしっかりやって行くつもりです。 ところでモスグリーンというのも渋くていいですね。もうちょっと経験があれば襦袢地だけ買って、染めてもらったりなんてのもやってみたいものです。 ご回答いただき、ありがとうございました。
そうですね。振り袖に限らず着物雑誌等の写真で見えるべき長襦袢が映ってない写真はたくさんありますね。 それはそうだと思います。 モデルさん一人一人、そして着物一枚一枚みなサイズが微妙に違うわけですから、撮影の現場でその一枚一枚に合わせた長襦袢を用意するような手間とお金はかけられないと思います。 もちろんアップで写るようなきちんとした写真では長襦袢を着用しますが、カタログのように数が勝負の撮影ではそれは無理でしょう。 ウソツキ襦袢等を用いてニセモノの袖を付ければ丁寧なほうで、たいていは長襦袢が映らないような撮り方の工夫でごまかしてしまうでしょう。 見る人は着物が見たいのであって長襦袢にまで目をこらすような事はあまりないと踏んでの事ですね。 けれど実際には振り袖の長襦袢はとても重要です。 着物の袖からはみ出さないようきちんと寸法に合わせて、着物より若干大きめに作ります。 さらに重しを入れたりしますね。 さて、赤いお振り袖に黄色の八掛けですか。 すると赤い長襦袢はくどくなるでしょうから、白地に赤い模様が入った物とか、別の色にするといいでしょう。 もう好みなので決まりはないのですが、ピンクやクリーム、水色等の淡い色なら上品で無難です。 また、お振り袖なので思い切って濃い地色でもいいと思います。たとえば黒。 実は私の娘の七五三の時の長襦袢が黒地に玩具柄でした。黄色主体の振り袖でしたのでとても映えて評判よかったです。 振り袖用のお襦袢というと数も限られ、あまり選ぶ余地はないかも知れませんが、訪問着や留袖と違ってわりとどんな色でもアリだと思いますよ。
お礼
私も振袖に限らず長襦袢はとても大切だと思っています。何より色あわせが楽しいですよね。でも、悩みます。 着物雑誌でも長襦袢がないなんて・・・。何か、文化じゃないなあ、と思ってしまうのは私だけでしょうか? 黄色の振袖に黒の長襦袢!子どもさんだけに余計しゃれているかもしれませんね。成人がやるとちょっと姐さん風かも。 我が子もひとりは七五三は黄色い振袖でしたよ。襦袢は嘘つきでしたが、袖の色はコバルトブルーでした。 派手な色にばかり目がいきがちなのは、あまりシックな色あわせの経験がないからかな? 参考にさせていただきます。ご回答ありがとうございました。
- yuyuyunn
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こんばんは 長襦袢が短い(巾が)のではないのか?と思いますが モデルさんは一般的に手足が長いですので 肌襦袢に着物でしょうかね? ちょっとそこのところは判らないのですが 長襦袢は白が良いと思います
お礼
長襦袢もですが、着物そのものもきちんと仕立てられたものでないということに驚いたというのもありますね。 白の長襦袢・・・あんまり振袖では見ないので、考えていませんでした。清楚かもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 祖母の留袖・・・手元にないんですね。今から考えると、たとえ生地は弱り、胴裏は黄変でまっ茶っ茶でも、取っておけばよかったと思います。 昔まだ私が呉服屋さんのいいカモだった頃、その魅力に気づけずに廃棄してしまいました。 模様は派手なものではなく、もううろ覚えですが、左右対称ではなかったような気がします。裾模様が左右対称になっているお引きずりの着物は私も写真などで見たことがありますが、祖母は明治の末の生まれでしたので、bekky1さんが言われるような裾を引いた留袖と現代の比翼の留袖との過渡期であったのかもしれないと思ったりします。 今となっては、祖母に尋ねることも、その留袖を確認することもできず、本当に残念です。もちろん、形見として今でも大切にしているものもあるのですが、残したものは今でも呉服屋さんで普通に買えそうなものばかり。今更ながら、お馬鹿だったと思います。 この質問も、当初は子どもの振袖のための長襦袢を探していて、振袖カタログの着付けの不自然さに「?」と思ったのが発端ですが、 bekky1さんが答えてくださったおかげで、私なりに和服を着る意味を深化することができました。 今までと少し違った角度から、色あわせを考えることもできそうです。 またいつか、何かの質問でお会いできましたら幸いです。 答えてくださった他の皆様もいろいろな色あわせのヒントをくださってありがとうございました。これで質問は締め切らせていただきます。