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奏者番について
奏者番は数十名の譜代大名が任ぜられた様ですが、老中などの様に役職を拝命している間は国許に帰国せず江戸定府だったのでしょうか? 奏者番には任期というか、だいたいの就任年数みたいなものはあったのでしょうか?
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奏者番は武家の殿中での礼式をつかさどり、謁見する諸大名を将軍に取り次いだり、諸大名からの進物を将軍に疲労したり、諸大名に対して将軍の上使として立ったりする役でした。 人数はたいてい20名前後で、一人が肝煎となり、また4名は寺社奉行を兼ねました。 譜代大名が役につくときは、たいてい奏者番からスタートするのが普通で、任期とかは特にありませんでしたが古参になると寺社奉行を兼ねるというのが多かったようです。(奏者番を経ずに直接老中や若年寄に任じられる例もありましたが。) また、奏者番についている間は定府で参勤交代はしませんでした。
お礼
御回答ありがとうございます。 江戸定府だったのですね。 20名というと結構な人数が就任していたのですね。