- ベストアンサー
croyanceとconvictionの違い
解釈にとても困っています。 趣味で自分の大好きな本の原書に挑戦していますが、croyanceとconvictionの違いに、どうにも行き詰っています。 フランス語は超初心者です。 訳者によっては「croyance」を信仰と訳したり信念と訳したりしています。 信仰には「foi」という言葉もありますが、宗教色を匂わせないかたちでの信仰という意味合いに「croyance」を使っているのかな?と思っていますが…。 「conviction」という単語も使われていますので、その解釈の違いにかなり戸惑っています。 お教えいただけたら、幸いです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
foiとcroyanceはどちらも宗教的な信仰に使われますが、foiのほうがより強い意味合いがあります。 「信仰がある」という一般的な言い方には 1.J'ai la foi. 2.J'ai une croyance. の二とおりかありますが、1のほうが意味合いが強いです。それは冠詞の使い方を見ても分かりますね。 "Il agit suivant ses convictions religeuses" "Il agit suivant sa croyance religeuse" だと同義で使われますが、croyance は基本的に「(存在や真実などを)信じる」ことで、convictionは「(事実などを)確信すること」です。 ですからcroyance en Dieuとは言えてもconviction en Dieuとは言いません。 ○ croyence superstitieuse × convictions superstitieuses. も同様です。迷信も神も信じるものであって、それがある、と確信するものではないのです。 だから、「conviction de mensonge」というと偽証を確信するわけで、croyance pour le mensongeは論理的におかしい表現になるわけです。あえてこじつけるなら「嘘はいいものだと信じる」ということになるでしょう。 J'ai la conviction qu'il a menti. と、「avoir la conviction que +文 ~だと確信している」のように使いますが、 「j'ai la croyance que +文」は不可能です。 こんなところでしょうか。 抽象的な語なのでなかなか難しいのですが、本を読んでいらっしゃるのでしたら、分からない表現を含んだ文章全体を載せていただくと、回答者も答え易くなすかと思います。
その他の回答 (1)
croyanceとconvictionの違いですが、先ず綴りが違いますし、発音も違います。しかし、こんなの分かりきっていることだし、馬鹿にしないでと怒らないでください。ここが重要なのですから。 言葉って音が大事なんですよ。意味の違いよりも その本を声を出して読んでください。単語の発音とイメージを頭の中で結び付けていくプロセスがポイントですから。私たちが膨大な日本語の語彙を覚えて行ったのも 単語を一つ一つクリアしていったわけではないのです。多くの単語を平行してまとめて少しづつ輪郭を絞ってきたわけです。flyukoは輪郭を掴みかけてきているわけですが まだ ぼやけている段階なのです。そう 焦らなくても少しづつはっきり見えてきます。
お礼
ありがとうございます 原書が読みたくてフランス語を独学で始めた超初心者です。辞書を片手に毎日数行のペースですが、継続を心が下て読んでいます。 そうですね! 黙読ではなく、音読をしながら読んでみます。 ヘレンケラーのようにイメージと結びつけながら…。
お礼
ありがとうございます。 本当に抽象的表現ですので、日本語でも理解に苦しむところです。 しかし、ご説明により、なんとなくですが自分なりのイメージがつかめました。 >croyance は基本的に「(存在や真実などを)信じる」ことで、convictionは「(事実などを)確信すること」 この解釈がとても納得のいくものでした。