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君を芙蓉の身とすれば
「君を芙蓉の身とすれば、わが身は秋の萩の蔓」 という文章(詩?)があるのですが、誰の、どんな作品の中のものか、ご存じでしたらおしえていただけませんでしょうか。 一言一句このとおりではないかもしれません。 島崎藤村の「若菜集」に、少し似ている詩があるのですが、それかどうか確信が持てないのです。 どうぞよろしくお願いします。
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芙蓉(ふよう)を前(さき)の身とすれば 泪(なみだ)は秋の花の露 小琴(をごと)を前(さき)の身とすれば 愁(うれひ)は細き糸の音 いま前(さき)の世は鷲の身の 処女にあまる羽翼(つばさ)かな・・・・ だとすれば・・・若菜集だとおもいますよ。 島崎藤村の作品は、匂いますよね(笑) たぶんご名答・・・
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- walk-hawk
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回答No.2
こんばんは。 本当に余計なお節介ですが・・・ 「芙蓉」は―漢詩的に見れば―ハスの花のことです。これは漢詩にはよく見えますが、「萩」はどうかというと、あまり見られないと思います(和製漢詩はともかく)。従って、#1さんの答えでご名答かと・・・。(ちなみに漢詩では、音が通じるので、芙蓉=夫容、すなわち夫の姿、に通じさせる使い方もあります)。 スクッと立った毅然とした姿に対して、めそめそと慕い寄る心を表した詩句なのでしょうか。切なげな詩句ですね・・・。
質問者
お礼
ありがとうございます。 よけいなおせっかいなんてとんでもないです。勉強になりました。 漢詩におくわしいのですね。 芙蓉=蓮、芙蓉→夫容、ともに初めて知りました。 ありがとうございました。 質問に挙げた文章は漢詩の訓読なのか日本でつくったものなのかもわからないのです。
お礼
さっそくのレスありがとうございます。 うーん、やはり、藤村ですかねえ。 おっしゃるとおり、激しく匂うし、質問に挙げた文章とかなり近くはあるのですが、でも、もしかしてこれ以上にそっくりなものがあるのかも、とも考えてしまっています。 ともあれ、どうもありがとうございました。