- 締切済み
えた・非人と呼ばれた人々の書いた本
こんばんは。 日本では昔、えたや非人と呼ばれた人々がいましたが、彼らからみた世界観を知りたくなりました。 そこで"彼ら自身"が書いた本を読んでみたいのですが、そもそもそんな本があるのかどうかですらわかりません。 なるべく研究者などの客観的な立場から書かれたものではなく、えた・非人と呼ばれていた"本人"が彼らの価値観や生き方、日常について書いた本を読みたいです。 どなたか良い本をご存知の方がいましたら、ご紹介ください。 尚、1冊に限らず、なるべく多くの本をお教えいただけたら、と思います。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
みんなの回答
お気持ちは解りますが、非常に難しいご希望だということを御理解下さい。 多々理由はありますが まず書籍は、本人が書いたから直ぐに本として売り出されるものではありません。 書籍の最後のページを御覧下さい。 著者の他に、発行者、発行所、(印刷所、製本所)が記載されています。 発行者、発行所は、あくまでも営利目的で判断します。(売れそうか売れなさそうか) ご希望のような書籍が採算が合うほどに売れると思われますか? この影響を排除したのが自費出版ですが、自費出版本を揃えている書店極めて少ないのが現状です、あっても、ごく少数で期間が過ぎれば撤去してしまいます。 一方で、敢えて自腹で出版しようとする人は、ご希望のジャンルでは、一定の主義主張を持った人間に限られているのが現状です。 ご希望のような、冷静な内容ののもは期待できません。 これではどうにもなりませんので、 浅草弾左衛門 第一巻~第六巻 著者:塩見鮮一郎 小学館文庫 が手頃かと思います。 時代小説の形を取っていますが、学術的にも非常に正確に書かれています。 他の時代小説とは全く違います。 但し、市中での入手は非常に難しいでしょう。 「日本の古本屋」というサイトで(会員登録無料)で検索して下さい。(現在出品されています) 図書館では、内容の性格上一般の閲覧書架ではなく、倉庫に保管されているかと思いますので、受付で閲覧を申し込んでください。(貯蔵していない館があるかと思います) この著者の作品としては 非人頭・車善七 弾左衛門とその時代、都市と差別 などがあります。 尚、蛇足ですが、江戸時代の身分制度については、面倒でも図書館で学術書で確認をして下さい。 巷間言われる「士農工商」は俗称で、制度としては存在していませんでした。 元々中国から輸入された言葉で、中国では「士」は学者を意味し、武人すなわち武士ではありません。 現在日本でも、学士、修士、博士として「士」が使われています。 穢多は身分外身分と考えた方がいいでしょう。 明治政府が取扱いにミスを犯したために、今日まで社会問題として引きずることになってしまいました。
- sugietu
- ベストアンサー率36% (34/92)
「橋のない川」 これしかありません。あれやこれや探す必要はないでしょう。「橋のない川」はあまりにも有名です。 差別を受け苦しんだ人が価値観や生き方、日常について心血をそそいで書いた実話に基づく話です。 是非、読んでほしいと思います。
- mayuge13
- ベストアンサー率0% (0/0)
こんばんは。 「えた」「ひにん」は江戸時代の身分です。 明治以降は旧被差別身分の人はいても、被差別身分の人はいません。 つまり、当事者の文章は江戸時代の古文書になります。 ですが、当時文章を残すといえば、なんらかの立場にないと書かないと思います。 識字の問題もありますし。 現在の被差別部落住民または出身者は被差別身分の人ではありません。 ひとまず、『カムイ伝』あたりどうですか?
- tokytime
- ベストアンサー率37% (43/114)
今日は。 確か、有名作家の「水上勉」氏が部落出身だったと思います。 水上文学に浸ってみられてはどうですか?
- BOSS-MAX
- ベストアンサー率40% (8/20)
こちらの書籍は如何でしょうか? 著者自身が部落解放同盟の方です。
- 05062412
- ベストアンサー率13% (53/387)
島崎藤村の『破戒』はいかがですか? 藤村自身が部落差別を受けたのかどうかは知りませんが、同和問題に関する本だと聞いたことがあります。