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スペインを扱った本を教えて下さい
この間、卒業旅行にスペインへ行って来ました。 いろんな意味で価値観が変わったのですが、日本に帰ってきてからもずっとスペインのことばかり考えてしまいます。風土や人々のことについてより深く知りたいと思ったのですが、なかなかいい本が見つかりません。 ガイドブックは上っ面を紹介してるだけで面白くないです。 できればスペインを舞台にした小説やら旅行体験記、エッセイなどスペインの日常を切り取ったようなものを読んでみたいと思うのですが何かないでしょうか? ちなみにリーガ・エスパニョ―ラが好きでマドリーvsバイエルンも見ました。サッカー関係の本ならなおいいです。 もっというと本でなくても、映画でもスペインの実情を深くえぐったサイトでもなんでもいいです。ちなみにスペイン語は読んだり聴いたりするのはできません。日本語のものをおねがいします。
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逢阪剛さんの小説はスペインが舞台になったものが、たくさんあります。直木賞をとった「カディスの赤い星」とか、岡坂神策シリーズなどはスペインと関わってます。冒険小説(探偵小説?)というカテゴリーかと思います。サッカーの記述は皆無だと思いましたが、フラメンコギターとスペイン内戦について詳しいかな。
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- tosyo-can
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マドリッドの北300余kmのパンプローナでの一週間に及ぶ謝肉祭はダンス・パレードそして闘牛に熱狂渦巻く彼の地を舞台にしたヘニングウェイの『陽はまた昇る』は定番過ぎるでしょうか。 再北部バスコンガダス(=バスク)地方に一時は隠棲していたこともある元テキサス大学教授のトレヴェニアンの『シブミ』(ハヤカワ文庫)でのケービング(地下探検)場面には胸躍らされますし、全く作風を変えた『バスク、真夏の死』もきっと胸惹かれることと思います。舞台はピレネーのフランス側ではありますが、後半バスクの祭りが始まるや、その独特の踊りやバスク太鼓の熱狂振りと合わせて、まさに「一夏の経験」を味わえると思います。 ノンフィクションではこれも有名過ぎますがジョージ・オーウェル『カタロニア賛歌』(岩波文庫)や、一枚の写真ですがロバート・キャパの「崩れ落ちる兵士」(スペイン市民戦争写真集)などが忘れられません。
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英米文学の作家による「スペイン」ということですね。 英語なら原本で読めそうです。 トレヴェニアンの紹介文を読むと非常に面白そうだと感じました。
No4 補足します。 紹介した本の内4~6は中丸明とは関係ありません。 下記追加します。 小説 「カディスの赤い星」上下 逢坂剛 講談社文庫 @¥648 スペインに関する考証がしっかりした冒険小説です。 逢坂剛は下記の本で過去のスペインに関する書籍を紹介しています。(書店になければ図書館で) 「スペイン読本」逢坂剛 福武文庫 ¥700 グルメ紀行上 大田尚樹 中央文庫 ¥680 「サフランの花香る大地ラ・マンチャ」 同下 「パエリャの故郷バレンシア」 手軽な歴史書 「物語 スペインの歴史」岩根圀和 中公新書 ¥820 歴史上の大きな事件を中心に物語風に書いてあり読みやすい。 以上参考になれば幸いです。
お礼
スペインに関する書籍の紹介本はスペインにかんする知識を広げるのに大いに参考になりそうですね。 グルメ関係や歴史書など色々なジャンルの本の紹介、ありがとうございます。 見てみます。
- huyou_77
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少し古い物になってしまいますが・・・ 藤本ひとみさんの「トレドの花冠」「光と影のアレナ」はいかがですか?主人公は、女性マタドールを目指す日本人少女です。闘牛士や、闘牛について色々と書いてあって、読みやすいです。コバルト文庫からは「トレドの花冠(上・下)」として発売されています。 スペイン史についてであれば、秋津透さんの「イサベル姫駆落っ!」なんて言うのも面白かったです。時代的には、スペイン王家が成立した頃で、コロンブスの後援者になった女王が主人公です。 以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。
お礼
闘牛に焦点をしぼったストーリーというのも面白そうですね。 参考にします。
スペイン関係の本はたくさんありますが中丸明の本が初心者としてお奨めです。独特の文体と彼の博識がきっと気に入ると思います。20冊以上書いてますがとりあえず3点あげておきます。 1.スペインうたたね旅行 中村明 文春文庫 ¥495 2.スペインひるね暮らし 中村明 文芸春秋 ¥1,619 3.スペイン雑記 中村明 南雲堂 ¥1,942 4.スペイン鉄道とバスの旅 光人社 ¥1,900 5.スペイン・パラドール紀行 JTB ¥1,553 6.地中海歴史散歩1.「スペイン」河出書房出版 ¥2,800 スペイン映画では近く封切られる「狂女フアナ、Juana La Loca」がお奨めです。
お礼
タイトルからして自分の興味ある内容にぴったりという感じがします。 映画は銀座でやってるそうで。 見に行ってみたいと思います。
- sima777
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「オール・アバウト・マイ・マザー 」 1999年のスペイン映画です。 ちょっと古いですね。 あらすじはURLが分かりやすいです。 エイズやシングルマザーの問題がスペインの実情を的確に表しているのかどうかは判りかねますけれど。 同じタイトルで、シナリオも出ています。
お礼
自分は旅行に行くまでスペインの文化はサッカー関連の知識ばかりで、この作品がスペイン映画であるのも知りませんでした。(´А`)ヾ 見てみようと思います。
- bari_saku
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こんにちは。 サッカーでなくて申し訳ありませんが、青池保子著「アルカサル-王城-」(秋田書店)をお勧めします。 14世紀のスペインを熱く駆け抜けた、カスティリヤ王ドン・ペドロの生涯の話です。 日本ではほとんど知られていない(歴史書もとても少ない)中世の王様の話ですが、漫画なのでとっつきやすいと思います。 時々、巻末にスペイン旅行のエッセイ風後書きが載っています。 ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 サッカー関連でなくても十分ですよ。漫画とは読みやすくていいですね。 参考にします。
お礼
逢阪剛さんの名前は聞いたことがありましたが、スペインを題材にしているとは知りませんでした。 生涯好きな作家の一人になるかもしれません。 参考になります。