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計総合原価計算の増量タイプの計算ってどういうことですか
以前簿記のカテで質問させてもらったのですが、回答を1件もいただけなかったので、会計士のカテでならもらえるんじゃないかということで、よろしくお願いします。 原計の総合原計には『増量する』タイプの計算というのがあるそうですが、これは普通の総合原計の計算と、どう違うのでしょうか。分かり易く説明して頂けたら幸いです。
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増量するタイプと、しないタイプで計算がどうして違ってくるのか、ということでよろしいでしょうか。 簡単に言えば、加工中のものを「完成量に」換算して、月末仕掛品と完成品に加工費を分けるのが総合原価計算の計算方法の本質ですが、増量するタイプでは加工の進み具合と、できた量とが一致しないのでそのまま原材料に頼って計算しては結果が狂ってしまうため、工夫するのが「増量するタイプ」です。 例えば始点投入100で月初0、完成50、仕掛50(進捗度0.5)の場合、仕掛は完成量で25に換算し、50:25で加工費を按分します。 一方、始点投入40、月初0、工程にわたって徐々に100まで投入するとした場合、完成50、仕掛35(進捗度0.5)で仕掛の完成品換算量を17.5(35×0.5)としてよろしいでしょうか? 違いますよね。仕掛は始点投入時点に引きなおすと20です。完成量に引きなおすと50です。総合原価計算では加工費を完成量に引きなおして按分するため、仕掛品の加工費は(50×0.5)で上と同じく50:25で按分するのです。 要するに、加工費の按分の正確性のために計算方法が異なってくるのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。やはり回答数が少ないのは、難しいということなのでしょうね。頑張って理解したいと思います。