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米の価格の決定について
初歩的な質問ですみません。 米価の決定はどのようにして決定されるのでしょうか?
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米の流通には幾つかのありますが、JA等を通じ、ある程度国の意志が働く形での流通(旧計画流通米、今はJA等集荷米とでも言うべきか)と生産者直売・業者流通に2分化されており、JA等流通は米生産量の半分弱といった感じです。 このJA流通米(の一部)は、(財)全国米穀取引・価格形成センターに上場され、価格(といっても指標となる価格ですが)が決定されます。他の流通については基本的にこの指標の価格を参考として価格決定が行われています。 もっとも、川下の小売り段階になるとスーパー等の思惑が入ってくることから、下げ圧力が強く、指標価格を下回るような価格設定をせざるを得ない状況が続いています。
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- tomyam1000
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かつては、#1さんのおっしゃるように、食管法によって米の流通は厳しく監視されており、農家から国が買い上げる「生産者米価」と消費者(というか流通業者)が買う「消費者米価」が決められ、もし、前者が後者より低いとその差額は国が税金で負担していました。 つまりこのシステムで、農家の生活安定を図っていました。 でも現在価格を決定しているのは基本的に農家ではありません。 米専用の市場(だったと思います)で決定されます。農家はただ農協に米を出荷する以上のことはしていないのがマジョリティーです。 先日東北地方のあるJAが、その市場で不当に自分の産地の米価を上げて問題になりましたね。 現在、米の流通について、より農家の自己責任を求める政策が施行されています。詳しくは農水省のHPで勉強してください。 一部の農家が自主流通しているお米は、農家の言い値になっていますが。
- OsieteG00
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殆どは生産者(農家)が決定します。 しかし、旧来では 米価審議会が討議->政府の諮問に答える->国会で決定->政府が買い上げ だったかと思います。元々は主要作物ですから、安定供給(値段、量ともに)が必要だったことから、政府が買い上げて流通させていました。ただし、このような計画流通米よりも農家の自主流通米が増えたことや米輸入自由化に伴う競争力UPのために農家が付加価値のある米を生産するようになり、食糧法が形骸化していきました。 そこで、食糧法を改正して農家が自由に値段付けをできるようになりました。