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この文のlastはどういう使われ方をされているのでしょう?
Scholastic社の『100 Words Kids Need to Read by 3rd Grade』という本を勉強しています。その中にこういう文がありました。 I ate enough popcorn at camp to last me all year. この文の意味、シチュエーション、そしてこのlastを使った他の文にどんなものがあるか教えて下さい。よろしくお願いします。
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補足、読みました。なるほど、他動詞としての last ですね。 この場合の me は for me の様な意味で、例文では、あってもなくても文章自体の意味は変わりません。訳し方は、文章によって変わって来るでしょう。 Two hamburgers will last me all day, but they'll last you only for an hour or two. だと、「ハンバーガー二個も食べたら、僕は一日お腹が減らないけど、君は一、二時間もしたらお腹すくだろう」という意味で、me, you に重要な意味があります。 これはあくまでも感覚的な印象ですが、私にはこれは他動詞だとは思えません。Me と付いていても、自動詞の様な働きをしています。他動詞と見るなら、skytrain2005 さんのおっしゃるように「(物が)(人を)(の間)持ちこたえさせる」と解釈するのではないでしょうか? 他に、 Cry me a river. という表現があります。これは、「お涙ちょうだい的な事は言わないでくれ」と言うような意味ですが、この場合の cry も私には他動詞だとは思えません。 どうでしょう?多少なりとも参考になればいいのですが。
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- minirose
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先ずね、これってジョーク的な言い方であることを理解しないといけないのね。 「キャンプで死ぬほどポップコーン食ったんだ」のことを、人間は食い物が燃料と同じとジョーク的に例え、一年間持続するほどの燃料(ポップコーン)を食べた、と言う意味。 一年間食べなくってよいくらい、じゃなく、一年足りる量を摂取した、との事なんですね。ジョークでもそのニュアンスは大事ですよ。 また、人間がポップコーンを必要とする(ビタミンみたいなジョーク敵な例え)なら、一年分をキャンプで食ったから、と言う解釈と同じ。 それからジョークを分析するのはあまり意味がないから、そのノリを味わうほうが大切だと思うわよ^^
お礼
ありがとうございます。 下にも書きましたが、この文の意味そしてシチュエーションは読んだ瞬間に解りました。つまりこの文が一種のジョーク、大げさな言い回しだということも解ったことを指しています。 また、「一年分のポップコーン」という言い回しに関して分析が必要なわけではなく(おそらくそれがジョークだということは小学校3年生で判ると思います)、その文法に関して分析が必要でした。
- Ganbatteruyo
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Gです。 分かっていただけたようで大変うれしいです。 (はっきり言って他の常連さんたちにも分かっていただきたいと感じるのは頭でっかちでしょうか<g>) このeatと言う単語はいろいろと大げさで良く考えるとおかしな表現で使われます。 I'm so hungry (that) I can eat a horse!! なんていう表現はI'm so hungry (that) I can eat a while pizza!と言うのとは違う感覚であるのがもうお分かりですね。 もちろんa horseと言って馬一頭だべられるわけはないですね。 ですからこれを仮定法を使ってI'm so hungry I could eat a horse.と言う表現をする時が非常に多いわけですが、現在形を使う事で、I canと言う表現を聞くことで「もしかした本当に食べちゃうかも」と言うフィーリングが聞いた人には浮き上がってきてしまうだろう、と言う感覚でcanと言う現在形で表現されているわけですね。 食べられないから仮定法だと言う学校文法が人間のフィーリングを学習者にどれだけ枠にはめようとしているのかが分かるわけです。 ですから、ご質問の例文でも、一年間食べなくたって良いくらい食べた、と言うフィーリングがあたかも、I ate enough popcorn that would last me all year.と表現するより、enough popcorn to last me all yearと言うフィーリングのこもった表現をしたわけです。 また書いてくださいね。
お礼
これまた面白いおはなしをありがとうございます。 日本語でも「~でも...られるくらい・・です」という表現を習ったばかりの外国人がそれを使って「私は馬でも食べられるくらいお腹がすいています」というとかなり普通(というか外国人が喋っている日本語として普通)に聞こえますが、「いや、私、、今馬たべられますね」といわれればその辺の大学生が「俺、今、ぜってぇウマ食べられる」という日本語表現を選んだのと同じ感覚でもって日本語を喋っているってことがわかりますね。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカに37年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 このlastは現実的な意味合いで使われたのではありません。 つまり、食べる、と言う単語だからそのように考えなくてはいけないのです。 つまり、一年分を食べた、と言っても、これから一年間もうそれ以上食べられない、と言う事はないですね。 来週にも映画館へ行って食べるかもしれないし、来月だってその機会はあるわけです。 よって、農作物や釣り・狩猟で一年間もう補給しなくても良いほど充分手に入った、と言う意味での、Now we have enough fish to last us all year.と言う殆ど全く同じ形の文章とは意味合いが違ってくるのです。 ではどのようなフィーリングで言っているのでしょうか。 それは、もう一年間食べなくてもほしくなるようなことはないくらい食べた、と言うフィーリングで、結局なにを言っているのかと言うと、食べ過ぎるほど食べた、と言うフィーリングを表す表現方法なのです。 つまり、大げさとも言える比喩的表現だというわけです。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
お礼
ありがとうございます。他の方とは視点の違うご回答を寄せて下さってとても感謝しております。 ネイティブの感覚では、質問の文を頭から聞いた時に聞こえてくる単語の eat,popcone からは to last... とはあまり論理的に(というか通常の感覚からは) つながってこないのでしょうね。 だからちょっと大げさな、面白おかしい表現ができあがったという感じになるのではないかなとGanbatteruyoさんの回答を拝見し思いました。 一気にこのlastの使われ方の全体像をのぞかせていただいた気がしました。
辞書に出ていますが、「(物が)(人を)(の間)持ちこたえさせる」という意味です。 eg) This food will last him for a week. 「これだけある食料なら彼の分として一週間は持ちこたえるだろう。」 つまり一週間分として十分ある、という意味です。 ご提示の文章では、「一年分として十分なほどのポップコーンをキャンプで食べてしまった。」ということですね。enough ... to ~ とつながり、「~するに十分な...」という形です。
お礼
どうも有り難うございます。 「(物が)(人を)(の間)持ちこたえさせる」 という語義ですが、いまいちしっくりきません。 それですと sustain のような感じになってしまうのではないかと 思うのですが、、、。 last に「長持ちする」のような意味があるのは知っているのですが、 それは自動詞で使われた場合だけだと思っていたのです。 そこへhimを他動詞にとるこの使い方に出くわし、困惑しました。 もちろん、ここに質問をする前にこの文のいいたいことは判っていました。 ですので、質問の仕方がちょっとまずかったのではないかと思い、「補足」 に再度質問を書かせて頂きます。ご覧になっていただければと 思います。
補足
他の回答者の皆さんの補足欄に書いたことがまだもやもやしていることです。ご覧になって頂ければ幸いです。 自分の解らないことをどう解らないか文にするのはかなり難しいなと、実感しました。
- Shinnbone
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この場合の last は、長持ちするというニュアンスの「持つ」です。 These tires will last 10 years. このタイアは10年持ちます。 Their marriage only lasted 3 months. 彼らの結婚生活は3ヶ月しか持たなかった。 の様に使われます。例文の場合は、1年間「持つ」ほどの量のポップコーンを食べた、という事ですね。
お礼
どうも有り難うございます。
補足
ごめんなさい。lastに「長持ちする」という意味があるのは知っていました。 それからこれは質問の仕方を間違えたなぁと思ったのですが、 実はこの文の意味もシチュエーションも判っていました。 ただ、長持ちするという意味のlastがhimという他動詞を伴って登場したので、 ちょっと面食らったというのが正直なところです。
- blue_watermelon
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動詞の"last"で「必要を満たす、間に合う」といった意味になります。 This will last me for two weeks. これだけあれば2週間は間に合うだろう。 というのと同じですね。 ご質問の文章の場合はちょっと意訳して、 キャンプで一年分ぐらいのポップコーンを食べちゃったよ=ポップコーンはもう一年ぐらい食べなくてもいいや。 という風にすると雰囲気がでると思います。
お礼
どうも有り難うございます。
補足
長持ちする「もつ」という意味から「必要を満たす、間に合う」という意味まで広がっていく感覚はなんとなくわかるのですが、それが他動詞をとる段になるとさすがに頭のなかにしっくり「当然他動詞をとってしかるべき」という感覚が生まれません。この質問をして以降、皆さんの回答を拝見しながらいろいろ考えましたが、この表現を適当だと思われるシチュエーションで使うことはできるだろうと思うことはできました。ただ、上に書きましたが「当然他動詞をとってしかるべき」という感覚はないままです。クイズの質問と答えを暗記したような感じよりもうちょっと理屈で理解している気はしますが、「もつ」というlastの意味から展開していった場合にどうして目的語をとる他動詞になっていくのかという辺りがもやもやのままです。
- eberbach
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お礼
どうも有り難うございます。
お礼
再度のご回答どうも有り難うございます。 ある表現がしっくり来る来ないというのは、結局、その表現をネイティブが厳然として使っているという事実を受け入れることと、同じ感覚が自分にも生じるまで場数を踏んで行くしかないなという感じですね。 この自動詞他動詞のお話に関しても、学習者の多い英語だからここまでつっこんだ話ができるのであって、他のもっとマイナーな言語だったら「ネイティブはそういってるよ」で終わらされてしまうでしょうし、そのように突き放したところでその言語をネイティブのように完璧に操ることのできる外国人が減ってしまうということにはならないでしょうね。結局言語は「慣れ」でしょうから。