我流です、違っていたらお許し下さい。
ストレスとは、『受入れられないものの総称』という言い方で納得しています。それは生体としても、心理学的に言う場合でも当たっている筈です。そのストレスが発生するメカニズムがあります。動物としての感じ方でも、人間的な感じ方でもいえると思いますが、人間的な感じ方をする場合は『心を病む』場合が生じると思っています。
動物的に感ずる場合とは『今此処に』受入れたくないものや、受入れられないものが、現実に存在します。その現実を不安や恐怖としている場合です。その状態までは動物でも人間でも同じように感じていると思います。ですが人間的な特徴を特に強く持っている場合はその不安材料や恐怖の対象が去った後や今此処に存在していなくとも、『不安や恐怖感を』抱き続ける場合があります。
不安を抱き続けた場合が『強迫観念となります』恐怖感を抱き続けた場合が、その内容によって色々その人の人間性によって、色々なものに分かれてゆくと考えられます。
色々なものに分かれてゆくと言う事が『人間にのみ』表われてゆく現象となって、人間の世界が複雑になってゆくと思います。今の精神科の対応とはこの色々なものに分かれた『症状』のみを対象としていて、その発生のメカニズムの原因の究明には『手をこまねいている感じがします。』
その色々なものに分かれてゆく事とは、『意識すると言う事です』その意識した内容は、現実には存在しない不安や、恐怖という事になります。現実に存在しない不安や恐怖を『妄想』と言います。
今の精神科医たちは『人間の、ありもしない、妄想』と付き合っている事になります。そのために今の精神医学には完治と言うものが分らなくて、『寛解』が限界となっています。
本当の原因とは『妄想』を起しているその原因です。その原因とは人間の脳に求めてゆく事が出来ます。人間が人間として発展を遂げてきた脳の発達が、逆に言うならば『心を病む』原因となっています。
その原因とは聖書に求める事が出来ます。人間が心を病まない姿が『天国』と言っても可能と思います。人間が心豊かに生きる事に幸福感を感じている、と言うことかと思います。その反対が『失楽園』という事になります。天国に一番近い存在が『幼子』に対して、人間に知恵が付いて天国から追放されたと言う事は、人間の脳に原因を求める事が出来るからです。その原因と考えられる内容を載せてみます。
”ロジャースペリー 分離脳
ノーベル賞受賞者
受賞年:1981年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
受賞理由:大脳半球の機能分化に関する研究
ノーベル賞の受賞理由となった業績として分離脳研究がある。てんかん治療の目的で半球間の信号伝達を行っている脳梁を切断した患者に、片方の脳半球に依存することが知られている作業を行ってもらい、二つの脳半球がそれぞれ独立した意識を持っていることを実証した。”
この二つの意識が人間を『天国から追放させた』という事になります。脳の機能の分化の完成は大体、思春期頃と考えられます、その頃から人間には悩みが多くなったり、心を病む機会が増えてきています。
一人の人間には二つの意識が在って、その二つの意識の矛盾や対立や分裂を人間は『心に違和感として感じてしまう場合がある』と言う意味になります。その違和感が『罪の意識であったり、業と感じたり、漠然とした不安』と言う形になっていると言う事になります。
元来なら、その苦しみは『宗教家』が担っていた筈ですが、今の宗教にはその力が残っていないように見えます。そういう事で精神科医の処が繁盛しているように見えていますが、『原因はは分りませんが、薬を出して置きます。治療をすれば治ります』と言っています。原因が特定できなくて治療が始まっている事に、薬害の根本問題が有ると思っている者です。
ストレスと言うものは『自我意識が受け取りを拒否しているもの』と言う言い方で良いと思います。心とは、そう簡単に言う事は出来ません。ですが話が複雑になってしまいますので、簡単に話を進めます。自我意識が感じた事を『心が感じたこと=感情』として話を進めます。人間の感情は『沸かす者』の存在を抜きにしては成り立ちません。感情は右脳の意識からの情報を受けて湧き上がる様に出来ています。右脳の意識は、自我意識には認識出来難くなっています。何故ならば右脳の意識は『無意識の意識として』封印された形で脳内に存在しています。自我意識とは脳梁を介して『言葉ではない』情報でやり取りをしています。その情報を勘違いして受け取ろうとしない事が『心を病む』原因となっています。意識が無意識に入り難くなる現象が『心を病む』原因です。或いは意識が無意識からの情報を受け取ろうとしない事が原因です。心の矛盾が意識に上がる原因です。