- ベストアンサー
読み方を教えて下さい(甚麼、金剛林如是釋性戒識)
義母が点字翻訳をしています。 読み方を調べて欲しいとの依頼ですが、確信が得られません。 (弁慶の話) 生涯に淫事を犯せる事ただ一度にして,一挙万里し、 甚麼に妄想を滅却す。(金剛林如是釋性戒識) 「ジンマ」で良いのでしょうか? 「コンゴウリンニョゼシャクセイカイシキ}でしょうか? 読み方の根拠となるものがあれば知りたいとのことです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
禅宗の語録などに見える中国の俗語で、現代語の「什麼[shenme]」(簡体字は「麼」→「丿+厶」)に当たります。 普通は訓で「なに」「なん」と読みます。 明治頃の小説などでは「どんな」とも読ませます。 ここは音で読むしかなく、その場合「じんも」となります。 〔ただし、ここは「甚麼」ではなく「恁麼(いんも)」であるべきではないかと思いますが、作者がそう書いていれば仕方がありません。〕 「恁麼」は、「このように」「かくして」→「そのままで」といった意味です。 下のURLは「甚麼」を「じんも」と読む根拠にはなりませんが【提唱】の項に「甚麼(なに)」「恁麼(いんも)」などが見え、少しは参考になるでしょうか?
その他の回答 (3)
- garamond
- ベストアンサー率53% (1119/2111)
#2、#3です。 いくつかの資料を調べてみましたが、結局、判りませんでした。 「こんごうりんにょぜしゃくしょうかいしき」 と読んでおくのが一番無難かと思います。 あまりお役に立てませんでした。
お礼
お礼が遅くなりました。 色々調べていただき、深く感謝いたします。 義母が、丁寧な回答に驚き、とても感謝いたしております。十分参考になりました。 ありがとうございました。<(_ _)>
- garamond
- ベストアンサー率53% (1119/2111)
#2です。 質問後半ですが、 「性」は、仏教用語としては「しょう」と読むのがよいと思います。 問題は最後の「識」で、仏教の哲学的な術語としてこの字を用いることがあり、その場合は「しき」でいいわけです。 『般若心経』に「色即是空、空即是色、受想行識(じゅそうぎょうしき)、亦復如是」とありますね。 でも、ここの「識」はそれではなさそうです。 また、漢文で「しるしたもの」「文章(作品)」を言うときは「識」を「し」と読みます。 ですから、「***記」「***志(=誌)」に似た使い方かも知れないと迷った末、前回はお答えしなかったのです。 今も迷っていますが、「し」だという証拠も見つけていないので、「しき」としておかれるのが無難かと思います。 月曜日に少し調べられるかも知れないので、締め切りに間に合えば、ご報告できるかも知れません。
お礼
大変ありがとうございます。 多分締め切りは大丈夫なはずですので、来週また何か分かったらお教え下さいますようお願いします。
ヤフー辞書で調べてもなかなか得られないようですが それに近いのは出ます。 甚麼、金剛林如是釋性戒識 をマスにコピペして 検索してください。 仏教用語にくわしくないのでよくわかりません。
- 参考URL:
- http://dic.yahoo.co.jp/
お礼
ありがとうございます。 最後の手段として、ここを使わせてもらっております。「金剛林如是釋性戒識」をどう読むと思われますでしょうか?個人的なご意見で結構です。 よろしくお願いします。
補足
早速にありがとうございます。「甚麼」は「恁麼」というお話は大変参考になります。 後者の「金剛林....」方はいかがでしょうか? 引用を表していると考えますが、どのような書物と考えられますでしょうか? 重ねてお願いします。