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甚麼と什麼

甚麼と什麼はどう違うのですか? 簡体中文だと同じみたいですが・・・

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回答No.1

私は、むしろ「甚麼」が繁体字的な書き方であり、簡体字の文脈で「甚麼」が出てくることは滅多にないと思うのですが。 香港や台湾やマレーシアでの繁体字の文章で、「什麼」と書くべき場面で「甚麼」と書いてあるのを見て、こういう書き方もあると知ったものです。 また、「什」の字には「shi」という発音も有ります。 私は1990年代前半の、WindowsのPCが流行する前の時代に、日本で発売された「中国語ワープロ」を使っていました。 その機械では、「什」の字はピンイン「shi」で変換しないと出てこなかったのです。覚えているピンインを混乱させないために、「shenme」を打つ時には必ず「甚麼」の字を出して、手紙や文書を書いておりました。 その経験から考えると、地方によっては「什麼」では読み間違える人もいるのかも知れませんね。南方だと、「甚麼」の方が確実なのでしょう。

tianzhen
質問者

お礼

ありがとうございます。 南方では、「甚麼」のほうが確実なんですね。 南方って、台湾・香港などのことですね。 多分中国よりも台湾・香港(繁体字圏)のほうが行く回数が多いので参考になりました。 簡体字だと同じように書くようです。なのでその使い分けが分からなかったです。

その他の回答 (1)

  • jayoosan
  • ベストアンサー率28% (929/3259)
回答No.2

華も花ももともと同じで、書体による書き方の違いで今に違う書き方が至ったものもあるので、字と音の違いができただけでしょうか。 中国語には音や意味が近いのに、字が複数あるものがあります。 でもなぜ前世紀にできた現代簡体字では、華を 化 十 にしてしまったのか。草かんむりを残しても良かったと思いますが、省略がさらに進んだのかもしれません。だから現代の簡体字なのかもしれません。 東京の「東」の簡体字がありますが、戦前の満州に住んでいた日本人の手紙でも簡体字のような「東」の文字が手紙などに手書き文字として残っています。 簡体字という施行は1950~60年代に進みましたので、その当時の日本人は現代の簡体字を知りません。しかし現代の簡体字の元になった書体というのは昔からあったので(その書体では龍の字は、まさに今の簡体字そのもの)、東北地方は簡略化した書き方がけっこう当時からあったのかもしれません。 余談ですが「什麼是~?」と書いたとき、昔の中国語の音を残し、日本語や台湾語にも影響を与えたミン南言葉では、sim mih si (シンミースー)となります。 広東語も古い音を残すといわれますが、sam ma si (サンマースー)という音になります。 日本語の「~します(か)?」とか「~ざます?」というのは、もしかしたら中国語が変化したのではないかと、考えています(50%冗談50%本気)。

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