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コロンブスの積荷

高校のときの世界史の授業以来ずっと気になってます。 副読本にのっていた新大陸発見時のコロンブスの船の積荷なんですが「ワイン」「ビール」などがありました。 1)冷蔵倉庫のない時代にビールはどうやって飲んでたのか?暑い地方で生ぬるいビールが当時は当たり前なのか? 2)(1)ともかぶりますが冷蔵倉庫、また密封容器もない時代に酒やビールは腐らなかったのか? 3)航海中ビールやワインを飲んで脱水症状にならなかったのか?飲料水もそれほど多量に運べたと思えませんが・・・・ 以上ご存知の方がおられたらお願いします。

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  • sheperd
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回答No.1

専門ではないのでそれほど詳しくないですが、 (1)歴史時代を通じて、ヨーロッパの地ビールの多くはぬるいのが一般的です。 (2)大航海時代、水も含め飲料の類は樽に入れて運ばれましたが、これらは船舶が波を受けて揺れることで中が自然にかき回され、数週間は保存できたようです。バケツに張って放置した水とポンプで循環する水槽内の水とでは腐り方に違いがあるのをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。 (3)コロンブスの場合、1492年8月3日にパロスを出航、途中カナリア諸島へ寄港し、9月6日に出航してから10月12日にハバナへ到着するまで1ヶ月弱海上にいたことになります。途中スコールにも出くわしているようですし、当然それらの雨水も利用したでしょう。ワインは飲料水の代替物として古くから珍重されており、長期保存にも向いていることから、当時の人々には日常的な飲料としてよく飲まれていたと思います。長期間備蓄した雨水とアルコール飲料だけという生活を実際に試したことはありませんが(笑)、水分の補給はそれなりに出来ていたのではないでしょうか。

shigotohima
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます、長年の疑問がとけました。船が揺れることでの攪拌、防腐機能を果たしてたのですね。 カリブ海の太陽の下には冷たいビールとミネラルウォーター、という先入観に迷わされていたようです(笑)

その他の回答 (1)

noname#174737
noname#174737
回答No.2

仕事の関係で中国を往復している者ですが、一言 ・・・ 中国人は基本的に冷たい物を好みません。  ビールも然り。 最近でこそ日本の影響で高級レストランに行くと、よく冷えたビールを出してくれますが、いまでも地方都市に行くと常温のまま、あるいは水温程度のビールを飲まされるケースが多いです。 公園や動物園を散歩していて、現地の友人が直射日光がまともに当たっている露店の台に高く積まれた缶入りの青島ビールを2缶買って、口に触れる部分だけをハンカチで拭ってそのままプシュッ。 最初はすごく抵抗があったのですが、数日も滞在していると慣れてきて、あれはあれで中々味わいのあるものだなと今は思います。 考えると、ビールを氷などでよく冷やして飲むようになったのは、どうでしょうか、ここ100年ほど前からではないのでしょうか。 ビールは5千年の歴史があると言われていますが、その長い時間を考えると、常温のままで飲んでいた歴史の方が圧倒的に長いように思います。 従って、中世の人たちもビールやワインなどは全て常温で楽しんでいた、というのが正解になるように思います。 もしかすると今のよく冷えたビールを彼らに飲まそうとしても、逆にすごく抵抗があるかも知れませんよ。 それと、大航海時代の船内の様子が詳しく述べられているサイトがありましたので、少し長いですが、とても興味深い内容ですので、一度ご覧下さい。 やはり船員というのは大変な仕事だったようです。

参考URL:
http://www31.ocn.ne.jp/~ysino/hansen/page015.html
shigotohima
質問者

お礼

丁寧なご回答ありがとうございます。紹介いただいたサイト参考になりました。中国は私もよく行きましたが必ず冷えたビールを選んでましたので最後までぬるいビールには慣れませんでした(笑)

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