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スペイン国旗の"PLUS ULUTRA"について

"PLUS ULUTRA"という言葉は、コロンブスに代表されるように 大航海時代に新たな大陸や国を発見しに行くときに誰か史上の 人物が述べた言葉かスローガンなのでしょうか? もしそうであれば、歴史的に大きな負の側面も背負っているこの 時代(コロンブス、コルテス、ピサロなどなど)を、国旗に使い続けて いるということは、スペイン国民には、当時は肯定的に受け止められて いるのでしょうか? ご存知の方教えてください。

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  • pri_tama
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回答No.1

 スペインの国旗のスローガン「Plus Ultra」なのですが、実はアメリカ大陸が発見されるまでは「Non Plus Ultra(ここが世界の果て)」と書かれていたのが、実態に合わなくなったので変えた物です。  (当時の国王が変更)  まあ、日本が昔「日いずる国」と言っていたのと同じ様なものです。  スペインは、昔ジブラルタル海峡を超えて欧州を占領しようとやって来た、イスラム勢力を世界の果てで防ぎ追い返した先人達が作り上げた国と言う気概示すのが「Non Plus Ultra」なので愛着が有るとは聞きましたが…。  (所謂「レコンキシタ(国土回復運動)」)

kojiramone
質問者

お礼

遅くなりました。有難うございました。 大変よくわかりました。

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回答No.2

確か、スペイン王カルロス1世は、神聖ローマ帝国皇帝カール5世となる王ですが、 彼のスローガンのようにして座右に置いた言葉だと聴きました。 意味は「もっと遠くへ」です。 カール5世がイメージした「遠く」とはなんだかよくわかりませんが、彼の時代は、コロンブス後の新大陸との関係のみならず、ルター問題とその後の宗教対立でゆれた時代です。 カルロス1世の母親はイサベル女王の娘ファナですから、コロンブスが開拓した結果としての新大陸の財宝はみなカール5世の元に届けられた格好になるはずです。尤も、その財宝はスペインや神聖ローマ帝国にとどまりはしなかったんですけど。