- ベストアンサー
「さびしむ」という表現には違和感がありませんか。
「楽しい」という形容詞に接尾語の「む」をつけると「楽しむ」という動詞ができます。しかし、「寂しい」という形容詞に「む」をつけると「寂しむ」となり何だか違和感が残ります。(もちろん、古語や和歌の世界では使っているようですが…)何が言いたいのかというと、感情を表す形容詞に「む」がついて動詞になる際、法則はあるのでしょうか。 (例) いとしい+む→いとしむ △(まあ、許容範囲かな) 忌々しい+む→いまいましむ ×(たぶん、言わない) うれしい+む→うれしむ ×(たぶん、言わない) 苦しい+む→苦しむ ○(問題なし) 「む」がつくことができる、形容詞とそうでない形容詞との間には何か差があるのでしょうか。 今、このことがわからず困っています。誰か分かる方どんな情報でもよいので教えて下さい。お願いします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
お礼
早速の回答ありがとうございます。「む」と「がる」の造語力の違いという説明は大変参考になりました。接尾語としての「む」の機能についてもう少し調べてみようと思います。また、他の語にも広げて考察してみようとも考えています。お世話になりました。
補足
確かに造語力が違うということはよく分かりました。ただ、「む」「がる」は同じ意味の接尾語なのでしょうか。例えば「楽しむ」「楽しがる」のニュアンスは微妙に違うと思うのです。助動詞の「まほし」→「たし」→「たい」の時代的変遷ならばほぼ同じ意味の語にとって変わられたということはいえると思うのですが… この辺についてよろしければもう少し詳しくお考えをお聞かせください。