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中国史 三国時代の文化について

この時代の文化について調べています。 当時の服装や生活、男女の名前・字、思想、技術、政治、官位、拱手などの礼、戦争、軍隊などです。 三国志などの小説を読んで調べているのですが、やはり限界があります。 大体、後漢末~晋初の範囲でかまいません。 どなたかそれらに詳しいサイト、書籍、知っている事などを教えてくれる方がいましたらよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • d-drop
  • ベストアンサー率22% (214/938)
回答No.2

 文化史って、史料がまとまってあるわけじゃないから、大変なんですよね。  いわゆる小説の『三国志』(『三国演義』)は、明か清にまとめられたものですから、時代考証なんかもいいかげんかもしれないので、あまり勧めません。  中国は、ご存知かもしれませんが、ある王朝が、その前の王朝の歴史を編纂するという習慣があります。これを「正史」といいます。  だから、「正史」の『三国志』や『後漢書』『晋書』をご覧になったら如何でしょう。同時代とはいえないし、いわゆる「第一級史料」でもないけど、現存する文献では、いちばん信頼できる史料といえると思います。  これらの「正史」は、紀伝体という体裁をとってます。司馬遷が考え出した歴史叙述の方法で、「本紀」(帝王の年代記)、「列伝」(民族や個人の伝記)、志(特殊な分野の歴史)、表(制度の一覧)、書(科学史他)といった分類になってます。狙うのは、この「志」「表」「書」。この辺に文化史的な記述があれば万万歳でしょう。また「列伝」で紹介している人物にも文化人がいるかも知れない(ちなみに『三国志』の「魏志」の「列伝」にはあの「倭人伝」がありますね)。個人の記憶では、『晋書』の「書」に「天官書」という、天文学(ということは占星術)のことを記した文献があったのを記憶してます。平凡社の、『中国古典大系』だったかな、濃紺に赤字の。あれに邦訳が入ってると思います。記憶違いだったらごめんなさい。  必要な情報が見つかるといいですね。

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  • orkney
  • ベストアンサー率32% (25/76)
回答No.4

三国志演義やそれを基にした吉川三国志には明らかに三国時代にはない風習が描かれています。 例えば「元宵観燈」。2度目の曹操暗殺未遂事件に出てくるエピソードですが、これは唐代に起源を持つ風習です。 ですので、僕も正史をきちんと読まれることをお勧めします。 ただ、ほかの正史にはたいていある「律暦志(法律や暦法などの政治制度の資料)」などの志・表・書が正史三国志にはありません。異民族に関する「伝」はありますが…… ですので、政治制度などについては後漢書あるいは晋書をお調べになるとよいかと思います。特に三国時代の制度の多くは晋もそのまま引き継いでいますので (もちろんそのほとんどは魏ですが)。

ragtime
質問者

お礼

ありがとうございます。 お陰で調べる方もかなり絞る事ができました。 纏めてお礼する形となりますが、皆様、ありがとうございました。

  • kisaragi0
  • ベストアンサー率25% (14/56)
回答No.3

四書五経や武経七書(『李衛公問対』以外)など、当時の人が参考にしていたであろう書物を調べてみるのはどうでしょうか? あと、↓こういう所もあります(リンクページですが) http://mujin.parfait.ne.jp/link.html

参考URL:
http://mujin.parfait.ne.jp/link.html
  • sweet36
  • ベストアンサー率28% (26/92)
回答No.1

こんなサイトを見つけました。 国立歴史民俗博物館の企画展です。もう終わってしまったようで残念ですが・・・。 図録などは問い合わせれば、もし在庫があったら購入できますよ。 私も歴史を勉強したことがありますが、書籍には限界がありますね。 卒論を書くために車で寝泊りして収蔵庫に通ったことがあります(危険なのでやめろといわれましたが)。 やはり、本物を見るのが一番かと思われます。 どこにお住まいか存じませんが、近くに歴史博物館などがありましたら、そこの学芸員に質問することができますので、ぜひ足を運んでごらんになってください。 学芸員にも得意分野がありますので、うまくいけば研究者の著書や、今後開催予定の企画展の情報を教えてくれるはずです。 企画広報なども学芸員の仕事です。 その資料をどんな風にお使いになるおつもりか存じませんが、無断引用以外は嫌がられることはないと思います。 どんどん質問して学芸員を活用してください。 できれば手にとって見たいところですが、これは学芸員の許可がないとできません。 どんな研究をされているのか私も興味津々です。

参考URL:
http://www.rekihaku.ac.jp/kikaku/index47/

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