• ベストアンサー

ベトナムの歴史 オススメ本 近現代以前

wikiとgoogle検索でベトナムの歴史に興味を持ちました。 しかしアメリカやモンゴル関係以外では日本語で書かれている記事があまり多くなく、 日本語で詳しく書かれた書籍を探しています。 具体的には近現代以前の、10C~18Cのベトナムについて興味があるのですが、 全体的に包括した「ベトナムの歴史」とかよりも、 「黎朝の歴史」とか「鄭の君主○○、阮の君主○○」のような本があれば、 ぜひ教えて下さい。 政治とかだけでなく、文化史とか宗教史・思想史とか地理などでも、オススメあれば是非。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kotaro-h
  • ベストアンサー率40% (149/367)
回答No.1

はじめまして。コレは難易度の高いクエッションですね。 私も90年代に仕事で、ドイモイ政策で観光紹介の記事を書かんかねと アオザイのベトナムに興味を持ちましたが、その仕事は他の人に回りました。 その頃に興味を持ったので、2003年に岩波アクティヴ新書で出た 友田博道著、ベトナム町並み観光ガイドは持っております。 北爆とかベトナム戦争の時代以前は、仏領だったので、フランス系の 文化が深いのが19世紀以降で、そのあたりまでは今でも行くと植民地時代の 文化風習は残っているようです。 伝承的な時代の越国の世紀のベトナムを書いた日本語の本というのは 果たしてどのくらいあるのか。専門書に1万円出しても、惜しくないと言っても あまり現実的ではありません。 近年私は、こんな本を見つけました。隣接市の国際交流センターに遊びに行った所 図書の古い在庫を処分するので、蚤の市状態で売られていた本です。 「西北地方物語 世界革命文学選」 1962年刊のベトナム小説集。 トー・ホアイ他著、日共系の新日本出版社から出ていたようです。 http://www.amazon.co.jp/西北地方物語―ベトナム小説集-1962年-世界革命文学選%E3%80%88第2-日本共産党中央委員会宣伝教育文化部世界革命文学選編集委員会編〉-日本共産党中央委員会宣伝教育文化部/dp/B000JAKAYW これは期待されているようなストライクの本ではないのですが、西北の山岳地帯に住む 昔からの言語を使う少数民族について書かれた小説です。 アフガニスタンなどもそうですが、山岳地帯に古代から住む少数民族が独自の言語と 文化を持つ為に、先進国的な価値観で歴史を把握しようとすると、スケール(モノサシ) が合わずに、国の成り立ちが見えなくなることが多いです。 たしかに仏教文化が伝来する以前と以降のベトナムでは、民族の求心するものが違って いたかと思いますが、州や村の成り立ちに付随するアニミズムやシャーマニズム的な土壌文化、 それがどこから流れて来た熱気であったのかを知るには、こういう小さな眼で書かれた本を 一読されてから論文に掛かるのも良いのではないかと思います。 アマゾンで検索すると、手に入るようです。まだ殆どの日本人が眼を向けない近代以前の ベトナム稗史、ぜひ取り組まれていただきたいと思い、つまらぬ回答をいたしました。 あまり役に立てませんが失礼いたします。

nachumohi
質問者

お礼

ありがとうございました。 西北地方物語、読んでみようと思います。 これもストライクだと思います。

関連するQ&A