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英語と日本語について。その2
質問3; シェークスピア ??? が書いた物語(原文)は、Old Engulishで書かれているそうですが、現代イギリス人たちは、Old Engulishをどれくらい理解出来るのでしょう、またどの様に感じるでしょうか。 僕が、枕の草子や方丈記を原文で読もうとするぐらい困難なのでしょうか。 まじめな回答、洒落た解釈なんでも結構です。宜しく御願い致します。 追伸 ネイティブ ジャパニーズ スピーカーとして生まれ育った僕には、彼ら(ネイティブ イングリッシュ スピーカーたち)が 感じる様な感覚を知ることが出来ないのが残念です。
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- juxta
- ベストアンサー率25% (1/4)
どの位理解できる?僕はイギリスの中学高校に行っていたのですが、シェークスピアは英語の授業で習いました。とにかく、thee,thus,midst などのth , st, 発音をするものが多い。 つまり、廃語を用いているし、隠語もかなり多い。一様読めることは読めるけど、高校の授業でやったから読めるってかんじですね。
- paatje
- ベストアンサー率51% (23/45)
文献などで学習した知識を基に書きます。 まず、 シェークスピア(1564-1616)の時代の英語は、 専門的には、古英語ではなくて、 初期近代英語(1500-1700)に分類されます。 一般にOld English、古英語と呼ばれるのは、 5~7世紀から1050~1100年頃までの英語を指します。 1100~1500年の英語は、中英語 (Middle English)と 言われます。 古英語では、格変化が豊富で、語彙もかなり現代のものと違うので、英語というよりは、別の言語というほうが いいくらいです。 事実、Anglo-Saxonという呼び方もされます。 ゲルマン語としての特徴がよく出ています。 語順もSOVを基本に、かなり自由でした。 日本語の古文が現代文から離れているのより、 はるかに離れています。 したがって、特別の教育を受けた人以外は、古英語を 理解するのは不可能だと思います。 中英語になってくると、ノルマンコンキストの影響から ロマンス語系の語彙が入って来たり、格変化が消失したりして、英語っぽくなってきます。 ただし、語順は、SVOではなく、SOVが主流でした。 イメージで言うと、スターウォーズのヨーダの しゃべる英語みたいな感じです。 日本の古文がこの辺くらいでしょうか。 これだと、あるていどは読める人もいると思います。 近代英語になると、語順もSVOになりますし、かなり 読みやすくなってくると思います。 ようやく話が戻りますが、したがって、シェークスピアは、かなり理解できるが、古英語は、まず理解できない、 といった処だと思います。 参考文献: 松浪有 編、「英語の歴史」、テイクオフ英語学シリーズ、大修館書店、1995.
一口で古英語といっても、世紀によって細かく分かれます。単語も用法もかなりかわってます。 だから、当然日本語の古典のようにある程度の教養と知識が必要になりますね~。ただ、シェークスピアのような有名な作品に関しては、日本で必ず習う徒然草や源氏物語のようなものなので、学校でまじめにやっていた生徒さんならある程度はわかるでしょう。逆にやってない人にはさっぱり・・・という一面もあります。日本語の古典が原文で読んでもさっぱりわからん・・・という心境と同じで、イギリス人もわからない人も存在するってことです。 単語に関しては、辞書を眺めていれば、結構古英語で使用という文字を目にすることができるはずですよ。 でも、これは語学に共通してることで、言葉は日々進化してます。毎日新しい言葉が生まれてくるし、新しい用法もでてきますね。日本語でも同じですよね?流行語もそのひとつだし。 詩に関しても然り。言葉ってとっても深いものですね
- shoyosi
- ベストアンサー率46% (1678/3631)
イギリスでは7歳~11歳の子どもが対象のプレパラトリー・スクールで、ラテン語,ギリシア語の初歩をたたきこまれ、シェイクスピアの原作の読解、暗誦などが教えられています。現代の日本人にとっては、漢文の読み下し文ぐらいの困難さと思います。つまり、通常の教育を受けていれば、意味がわかりますが、怠けていたならば、語彙が少ないので、理解が困難です。
- Zz_zZ
- ベストアンサー率44% (756/1695)
>>僕が、枕の草子や方丈記を原文で読もうとするぐらい困難なのでしょうか。 学校で古文を(有る程度)習わないと少々難しいかも... 徒然草や源氏を(原文で)読める(味わう)程度に、語句や文法(...詞)の知識と教養が必要でしょうか。 極端な例では、漢詩(五言絶句や七言絶句)を、書き下し文では無くて、漢字の羅列(素人見)で読めて味わえるのなら可能。でも、書き下し文でも、文語的な表現であって、それを味わうには、やはり古典文学の素養が必要です。 日本語で、言文一致が成される前(坪内逍遥以前)の候文(そうろうぶん)も、慣れないと難しいものです。 さらに、和歌や短歌・俳句に有る独特のニュアンスに似た、欧文に独特な音韻の妙(韻を踏む)などが有りますので、それらの言語的・技術的な素養と、最終的には、文化的なバックグラウンドの理解まで必要とされます。