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「苦みばしった」の意味。
最近はあまり聞かない表現かもしれませんが、「苦みばしった」いい男、とか「苦みばしった」顔とか言いますよね。もともとこの「苦みばしった」はどいいう意味なんでしょうか。また何故その様な表現を使うようになったんでしょうか。 辞書を調べても分からなかったので質問させて頂きます。また「苦みばしった」を使った表現があったら教えて下さい。宜しくお願い致します。
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苦い・甘い・辛い・渋い・酸いなど、味覚表現はよく比喩に使われますね。 甘い微笑みや渋い声などなど… 万人に共通する感覚として例えやすいのでしょう。 「苦み」はそれ自身は美味しい味ではないですが、大人になってはじめてわかる 特別な隠し味(?)のようなニュアンスがあるように思います。 苦いコーヒーを美味しいと感じるのって、ちょっと大人な気がしませんか? 老いはマイナスイメージである反面、それを象徴するシワは魅力である場合もあります。 それは豊かな経験だったり知識をそこに見るからで、 「苦みばしったいい男」という表現にも似たものを感じます。 「~ばしる」というのは他の言葉ですと「鞘(さや)ばしり」などがありますが、 感覚としては全体的に苦いんじゃなくて(それだと「苦い顔」で意味合いが全く違いますね)、 そこに一筋の苦味が垣間見えるとか、そういった感じかと思います(前述の隠し味的なニュアンス)。 あまり上手く説明できませんでしたが、もっと興味があるようでしたら 「味覚&比喩&形容詞」などで検索してみてはいかがでしょうか。
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- fine_day
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辞書によれば… 【苦み走る】 (男の)顔つきに厳しくひきしまったところがある。渋みがあってりりしい。 「―・ったいい男」 「苦み」には引き締まったという意味が、「走る」には表れて消えるといった意味がありますので、それらをあわせた語ではないかと思います。 昔は、俳優の菅原文太さんなどが「苦みばしったいい男」として紹介されてました。これでイメージがわくといいのですが。
お礼
有難う御座居ました。