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「頂きますよう」という言葉
いつもお世話になります。 「頂きますよう」という言葉なのですが、私は、”返信して頂きますよう”とか、”ご連絡頂けますよう”などという感じで、丁寧な言葉で使っているつもりなのですが、日本語としては、この使い方はおかしいのでしょうか? 友人と話題になり、答えが見つからず質問させていただきました。
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- kokoro74
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こんにちは。 専門家ではないので個人的な感覚ですが、「返信していただきますよう」「ご連絡いただけますよう」という表現は、不自然に感じます。 この場合、「返信してくださいますよう」「ご連絡くださいますよう」と表すのが自然ではないでしょうか。 「~していただく」は、してもらう「自分」が主語です。一方、「~してくださる」は、してくれる「相手」が主語です。 ですから、「~の件について返信していただきますようお願い申し上げます」という文だと、「~の件について(私が)返信していただきますよう(私が)お願い申し上げます」という意味合いになり、自分で自分のことを相手にお願いしているような奇妙な文になります。 やはり「~の件について返信してくださいますよう願い申しあげます」という文が適切かと思います。 例えば、Aさんが自分に何かしてくれた場合、自分を主語にすれば「私がAさんに~していただいた」となりますし、Aさんを主語にすれば「Aさんが私に~してくださった」となります。 誰が主語になるのかを良く考えて、「いただく」と「くださる」を的確に使い分ける必要があるかと思います。二つは立場的にはでまったく逆の意味ですよね。 追記:takeshibaoさんがご指摘されている、「いただけ」ではなく「いだたき」(五段活用の「いただく」の連用形)が正しいのでは、という件ですが、この場合の「いただけますよう」は、可能動詞「いただける」(下一段活用)の連用形「いただけ」に「ます」が付いた形ではないでしょうか。o24hiさんも日本語としてはおかしいと指摘していらっしゃいますが、自分はこのように解釈すればおかしくはないと思います。但し、上に書いた「いただく」と「くださる」の入れ違いという意味では間違っているとは思いますが。。 間違っていたらすみません。なにぶん専門家ではないもので。。
- takeshibao
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皆さんのスレのように「いただく」は「~してもらう」 の謙譲語ですので、相手に対して へりくだって要求していると考えられます。 しかし、お願い文は「お・ご~(して)いただく」で 使用するのが正しいものですので、 この場合の「ご連絡頂けますよう」の「いただけ」は 補助動詞ですので、已然、仮定形の「け」ではなく 連用形の「き(いただき)」が正しい使い方です。 そして補助動詞として使用する場合は、 通常ひらがなで表記します。 ただ、「いただきますよう」よりも 「~(して)くださいますよう」の方がスマートだと 思いますが。
「頂く」は、fukahire_1973さんの言われるように、「もらう」の謙譲語(自分を中心に言うへりくだった言い方)です。この事をを基本に考えれば、大抵は説明出来ます。 しかし、そうは言っても最近この「頂く」を好んで使う傾向が、社会人を中心に増えています。 「支払って頂きます。」 「書いて頂きます。」 支払ったり、書いたりするのは、相手だからその相手に謙譲語を使うのはおかしいのではないかという疑問は当然あります。しかし、これは次のように理解してください。「支払う」「書く」のは相手だが、「支払って頂い」たり「書いて頂く」のは自分なのです。 そんなややこしい言葉を使わなくていいのにと、お考えの人もあるでしょう。しかし、現在の国語審議会が「敬語の用法」について検討している中には、この「頂く」が含まれているのです。 ただ、「チラシを配らせて頂きます。」のような言い方は、慇懃無礼に自分の行為(配る)を相手に押しつけていると、嫌う人も多いようです。
- fukahire_1973
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「頂く」は、 自分がへりくだる際に使う言葉なので、 相手に行動を求める場合の丁寧な表現にはそぐわない言葉です。 「ご返信ください(ませ)」 「ご連絡ください(ませ)」でかまわないと思います。 なお、「ませ」は女性が使う表現とされています。
- o24hi
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こんにちは。 丁寧語や謙譲語は難しいですね。 (1)「返信して頂きますよう」→「ご返信頂きますよう」 (2)「ご連絡頂けますよう」→「ご連絡頂きますよう」 のように、頭に「ご(御)」をつけるのが、丁寧語としては一般的ですね。 なお(1)の場合、「ご」をつけて「して」を使うと変な日本語になりますから「して」を省きます。 また(2)の場合、「頂けますよう」という表現は、日本語としてはおかしいですね。