• ベストアンサー

薄層クロマトグラフィーによるアミノ酸の分離に関して(1)

A液(既知アミノ酸混合液)とB液(知りたいアミノ酸混合液)それぞれを薄層クロマトグラフィーによって分離し、A液とB液のRf値の比較によってB液のアミノ酸を推定するという実験を行いました。それで、B液を推定はしたのですが、よりアミノ酸の同定を確実にするには、さらに薄層クロマトグラフィを使ってどのような実験を行えばいいのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#160321
noname#160321
回答No.1

1.簡単な方法: A液とB液の両者を今回とは異なった条件下で並べて比較する。 異なった条件とは、担体を変える、展開に使用した溶媒(の組成)を変える。 どのような条件でもA液とB液で同じRf値を与えるなら同じ物質である可能性が高い。 2.面倒な方法: B液の展開スポットを注意深く掻き取り、いくつかスポットがあるなら別々にしておく。出来ればB液を何回も同じ条件で展開し、同じRf値にあるスポットを集める。このスポットを溶媒で抽出し、抽出液を濃縮する。物質が壊れないように慎重に行うこと。この様にして集めた物質とA液とを比較し、目的のRf値の位置だけにスポットが表れることを確認する。 さらに展開条件を様々に変えても、この分離し取り出し濃縮した分画が複数のスポットに分裂しないことを確認する。 薄相クロマトグラフだけでここまでやるのは、はっきり言って無駄。単純なアミノ酸ならnmrでポリペプチドならMSで調べるのが普通。 ご苦労様です。<(_ _)>

icchi-
質問者

お礼

無駄なんですね…。ショックですーーー。やたら時間がかかって大変でした。 dog_sundayさん、私の質問に二問とも詳しく答えてくださって、ありがとうございました。すごく役立ちます(>o<)

関連するQ&A