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薄層クロマトグラフィーにおけるRf値の意味について。

今食品添加物の着色料についての実験をやっているのですが、レポートで、薄層クロマトグラフィー法では、なぜ色素の同定にRf値を用いるのか?という文章を入れなければならないんですが、Rf値を用いる意味が分かる方、何卒回答をよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

TLCのRf値は、溶媒によって異なりますが、物質固有の値を持ちます。TLCで、展開溶媒をどの高さまで上げるかによって、物質のスポットの位置は変わってきてしまいます。しかし、溶媒の移動距離に対する物質の移動距離は同じ物質であれば、他の人が、やっても、自分で複数回やっても同じ値になるので、物質の同定ができるわけです。

manjimaru
質問者

お礼

lazuliさん!ありがとうございました。本当に参考になりました。レポートももう少しで完成しそうです。

その他の回答 (1)

  • gonta912
  • ベストアンサー率38% (8/21)
回答No.2

補足ですが TLCのRf値はTLC板展開溶媒(特に混合溶媒系)などで結構ばらついて。Rf値だけで議論するのが難しいときがあります。 目的化合物の標準サンプルが少しでもあれば、1枚のTLC板に(1)目的化合物、(2)目的化合物と標準サンプルの重ね打ち、(3)標準サンプルの三点を同時に展開して、3つのスポットが完全に同じRf(少しでも違っていたら、重ね打ちのスポットが二点に分離するのですぐ分かる)なら目的化合物と標準サンプルが同一物質であると言えます。標準サンプルがあるときの化合物の確認や反応チェックに簡便で結構確実な方法です。

manjimaru
質問者

お礼

お礼が大変遅くなってすみません。最近PCの調子が良くなくて、ようやく復興したので。アドバイスありがとうございます。とても分かりやすくて、助かりました。

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