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薄層クロマトグラフィーについて
薄層クロマトグラフィーでは脂質やアミノ酸など数ある種類の中から特定するのに有効な方法だと聞きましたが、あのクロマトグラフィの白い板の部分に出てくるしみは、溶解した脂質やアミノ酸があらわれているのでしょうか?つまり見分け方としてはそれぞれの溶解度で分類しているんでしょうか?教えてください。
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>あのクロマトグラフィの白い板の部分に出てくるしみは、溶解した脂質やアミノ酸があらわれているのでしょうか? そうです。 >それぞれの溶解度で分類しているんでしょうか? 溶解度というよりは、固定相と移動相との分配係数で決まります。つまり展開溶媒への溶解性と固定相との吸着性とのつり合いです。
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- taichi_kun
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回答No.2
#1さんが回答されている通りですので、補足だけですが、 クロマトグラフィとは、移動相(展開用溶媒)と固定相(シリカゲルプレート)との間での分配の仕方の違いを利用して物質を分ける(識別する)方法です。 分配の仕方は、分離したい物質(例示されている脂質やアミノ酸などのことですね),移動相に使う物質,固定相に使う物質の3つの物質の特性によって決まります。したがって、この3つの物質のどれかひとつが変わると、分離の仕方は異なってきます。 普通は、固定相に使う物質は一定にしておきますので、使用する展開用溶媒によって変わると理解されたらよろしいかと思います。
質問者
お礼
詳しい説明ありがとうございます。今後の参考になります。
お礼
どうもありがとうございます。若干認識が違ってました。勉強し直します^^