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低減化・増大化って変じゃない?
低減化、増大化・・・どちらも漢字変換ですんなり出てきますが、私にはしっくり来ない言葉です。 ”低減”は「現にあるものを、けずってへらすこと」で”増大”は「ふえて大きくなること。また、ふやして大きくすること」であり、状態の変化を表します。それに「そのような物や事、状態に変える、または変わるという意を表す」である”化”を付けるのは同じことを2回言っていることになり、無駄に思えてしかたありません。 この表現、国語的に正しいのでしょうか? ※「」内出展 大辞泉
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低減化、削減化、拡大化、縮小化、複合化、合体化、伸張化、実行化、増強化、集約化、分散化、隠蔽化、公開化などがあるようです。 この手の言葉は、何かの報告書や計画書など、硬めの文章に多用されるようです。意味が重なっているところは不自然なのですが、一種の重みを持たせる目的があるように思います。 いずれも、「する」をつけて動詞にできる言葉に「化」をつけています。 どうやら、努力や費用や手間や人員が要りそうな難しいことに取り組む場合に、その計画や過程まで含めて表現したい気持ちがこめられているようです。 「リスクの低減」といえば、簡単に低減できていますぐ実行できそうな感じですが、「リスクの低減化」というと慎重な計画をたてて腰をすえて取り組む課題のような感じをもたせられます。 「性」も同じように使われ、「方向性」「関係性」「目的性」などをよく見ます。単に方向、関係、目的でいいはずですが、「性」を付けた場合は、より難しい課題であることを暗示しているようです。
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- ryu-sei
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私の解釈ですが、高齢化と同じような感じではないでしょうか?高齢化も、現在高齢者が凄く多いわけではないけれど、高齢になりつつあるということですよね。低減化も増大化もこれからの未来を予測しているということではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに”化”を付けることによって予測や変動という意味合いが強まるようですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >一種の重みを持たせる目的があるように思います。 うーむ、確かに大仰な文章で見かけることが多い表現です。 これからはこういった細かい表現もTPOに応じて使い分けていきたいと思います。