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不等式の性質

2つ質問があります (1) α>1 β>1 ⇒ αβ>1 が正しいか α-1>0 β-1>0 ⇒ αβ-(α+β)+1>0 どちらが正しいのでしょうか?また根拠を教えてください。 (2) 解と係数の関係で、なぜαとβが異符号の解を持ち、αβ<0がいえるとき、かならず、二つの解を持つと決めることができるのか?(判別式を使わなくても良いのか)

みんなの回答

回答No.5

#3です。「補足」に対してお答えします。 数式的解法と図形的解法の使い分けは,特にはありません。 手短にまとめたいなら数式処理,数式だけではわかりにくい ときは図形的処理という具合に,状況に応じて判断すれば よいと思います。 ここでいう「図形的処理」とは,αβ平面上に方程式・不等式の 表す図形を図示して考えることを指しています。 もし,α,βが2次方程式f(x)=0の2解ならば,y=f(x)のグラフが x軸と共有点をもち,共有点がすべてx>1の範囲にある条件 を求める解法を用いることもできます。 場当たり的に個別の事象を考えるというのでは効率が悪い ので,本腰を入れて勉強しようというのであれば,基本解法 とか典型パターンと呼ばれるものをまず覚えることが大事 なのではないでしょうか。

benefactor_geniu
質問者

補足

返信ありがとうございました。 そういうことではなくて・・・・ α>1 β>1 ⇒ αβ>1 α-1>0 β-1>0 ⇒ αβ-(α+β)+1>0 が両方正しいというのならば、この2つはどのように使い分けしたらよいのですか?

回答No.4

(1) > α>1 かつ β>1 ⇒ αβ>1 > α-1>0 かつ β-1>0 ⇒ αβ-(α+β)+1>0 はどちらも正しいです。前半は   αβ-1 = α(β-1)+α-1 >0 後半は,符号についての性質から   α-1>0 かつ β-1>0 ⇒ (α-1)(β-1)>0 が成り立ちます。 注意しなければならないのは,   いずれも同値(必要十分条件)ではない ということです。 数学では,同値変形で考察しなければ意味がありません ので,条件などを求める過程では,   α>1 かつ β>1 ⇔ (α-1)+(β-1)>0 かつ (α-1)(β-1)>0 とする(か,または図を利用する)のがふつうです。 (「どちらが正しいのか」という質問を「どのように 扱うのが適切か」と受け取りました。) (2) 判別式による実数解条件の確認は絶対必要です。 というのは,α,βが実数でなければ異符号の議論は 意味を持たないからです。 グラフで考えたときは,下に凸のグラフがx軸より下の 点(0,f(0))を通ることにより,x軸と共有点をもつ条件を おさえているので,きちんと確認していることになります。 「異符号のときは判別式は要らない」とでたらめ書いて ある参考書・問題集も多いので,注意して下さい。

benefactor_geniu
質問者

補足

返信ありがとうございました。 すいませんが、 (1)なんですけど >注意しなければならないのは,いずれも同値(必要 十分条件)ではないということです。  数学では,同値変形で考察しなければ意味がありま せんので,条件などを求める過程では,  α>1 かつ β>1 ⇔ (α-1)+(β-1)>0 かつ (α-1)(β-1) >0 とする(か,または図を利用する)のがふつうで す。 図でとはどういうことですか? いまいち使い分け方がわかりません。 よろしくお願いします。

回答No.3

直接の回答ではないのですが、いわゆる「二次方程式の解の配置」の問題(例:2実数解をα,βとするとき、α>1,β>1となる条件を求めよ、という感じの問題)を考えているのであれば、以下の私の回答が参考になります。 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=837049 のNo.6の回答 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1007360 のNo.2の回答

参考URL:
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=837049
  • masa072
  • ベストアンサー率37% (197/530)
回答No.2

(1) 数学的にはどちらも正解です。 上は、αβ>α×1>1×1=1となります。 下は、「正数と正数の積は正数」というところから言えます。 厳密には背理法を用います。 今、(α-1)(β-1)<0とする。このとき、「(α-1)<0かつ(β-1)>0」または「(α-1)>0かつ(β-1)<0」が成り立たなければならない。よって、仮定に反する。q.e.d 普通は上をもちいますね。 (2) αとβが異符号であれば必ずαβ<0となります。 今、ax^2-bx+c=0の解がα,βとします(a>0)。 すると、解と係数の関係より、c/a=αβとなります。 c/a=αβ<0であればc<0なので、与式は下に凸なので、グラフは必ずy=0と2交点を持ちます。 上に凸の場合(a<0)も同じです。 c/a=αβ<0、a<0よりc>0.よって与式は上に凸で値が正になる場合があるので、グラフは必ずy=0と2交点を持ちます。

benefactor_geniu
質問者

お礼

みなさん返信ありがとうございました。 (2)がとてもわかりやすかったです。 ありがとうございました。

  • proto
  • ベストアンサー率47% (366/775)
回答No.1

(1)について x>0,y>0⇒xy>0を認めれば   α>1 より α-1>0   β>1 より β-1>0 よって   (α-1)(β-1)>0   αβ-1=(α-1)(β-1)+(α-1)+(β-1)>0 より   α>1,β>1 ならば   αβ>1 が示せます つまり後の例を認めれば 前の例は後の例から導かれます (2)について αとβが異符号の解を持つ、の意味するところは {αとβが異符号の解を持つ}   ⇔{方程式は2つの異なる実数解を持つ}かつ      {{α>0,β<0}または{α<0,β>0}} ということでは無いでしょうか また {α>0,β<0}または{α<0,β>0}⇔{αβ<0} がわかると思います

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