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与謝野晶子の歌
筆硯煙草を子等は棺に入る名乗りがたかりわれを愛できと・・・この歌は以前にも質問されていましたが、私は音読みを教えていただきたく書き込ませてもらいました。”棺”はひつぎと読むのでしょうか。”入る”は、「いれる」と音読していいのでしょうか。”愛でき”は「めでき」と音読していいのでしょうか。
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#1さんのおっしゃるとおりでいいと思います。 ご主人の鉄幹が亡くなった時の歌ですね。晶子の歌は文語(古語)ですし、この歌も「がたかり」「愛で『き』」と文語が用いられているので、「入る」も文語(ラ行下二段活用)で「いる」と読むべきです。「いれる」は口語(現代語)の読み方です(ラ行下一段活用)。 したがって、三句目は五七五七七の「五」ですから、「かんにいる」です。「ひつぎ」と読むと六音で字余りでリズムがくずれます。(「ひつぎにいれる」と読んでしまうと、五音のところが、七音になってしまいます。) 「愛でき」は文語のダ行下二段活用の動詞「めづ」の連用形「めで」に同じく文語の過去の助動詞「き」の終止形がついたもので、おっしゃるとおり「めでき」でいいです。 なお、「私は音読みを教えていただきたく」とお書きになっていますが、「音読み」は普通、「山」という字を「やま」と読む(=訓読み)のに対し、(昔の中国の発音に基づいて)「さん」と読むような場合の読み方のことをいいますので、後でお書きになっているように、「音読」という語を用いて、「音読の仕方を教えていただきたく」という方がいいと思います。
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- toko0503
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こんばんは 五七五七七で読むと 「ふですずり、たばこをこらは、かんにいる なのりがたかり、われをめできと」 と、なるのではないかと思われますが……… 「棺」はお棺(おかん)の「かん」ですね。
お礼
早々教えていただきありがとうございました。
お礼
どうもありがとうございました。いちいち納得してわかりました。またわからないことが出てくると思います。今後ともよろしくお願いいたします。