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与謝野晶子

与謝野晶子は女性の経済的自立をすごく訴えたみたいですが、この考えってどうなんでしょうか。 平塚らいてうの意見ともちょっと違うみたいだし。。。 教えてほしいです。。。。

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noname#118935
noname#118935
回答No.1

女性の「経済的自立」についての与謝野晶子と平塚らいてうの主張がいかなるものであったかも知らないで、どうかと思うのですが、回答がないのも退屈でしょうから、暇つぶしに読んでやってください。 晶子の有名な「君死にたまふことなかれ」の詩は、発表当時、大きな反響を呼び、文芸評論家の平田禿木からは危険な反戦思想だという糾弾を浴びもしましたが、しかし実際のところは、そのような思想的な背景は皆無で、ただただ出征した弟の身を案じて詠まれたものでした。 この一事から、「経済的自立」についての晶子と平塚らいてうの違いを推察してみると、 おそらく晶子のは、鉄幹と所帯を営んできた晶子の、妻たる生活者の視点からの主張で、 晶子が華々しく活躍するのとは対照的に影が薄くなっていく一方の夫鉄幹であってみれば、一家の生活を支えたのは晶子の旺盛な作詩、執筆活動であったので、 そうした与謝野家の生活実態に根ざすその主張は、男女というものを対立的に捉えるものではなく、つつがなく家庭を営むには妻も生活力が必要だという意味の「経済的自立」だったのではないでしょうか。 一方、平塚らいてうのは、男尊女卑の風潮に染まった当時の社会での、女性の地位向上をもとめての「経済的自立」で、晶子とはことなり、男なにするものぞ、といったつよい姿勢の主張であったのでしょう。 聞き流してくださいね。

maaa917
質問者

お礼

丁寧な解答ありがとうございました★

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