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この「それと」はどんな用法ですか?
日本語を勉強しています。 下は辞書のコピーです。 ぼう【某】 (1) 人の名前や、地名、場所、時などについて、それとはっきりわからない場合、あるいは、それとはっきり示さずに表現するような場合に用いる。他の名詞とともに使われることも多い。「学生某」「田中某」「某教師」など。 「それとはっきりわからない場合」の「それと」は、どういう意味ですか?なぜ「それが」は使えないのですか?「それだと」なら、使えますか? 質問中、不自然な表現があったら、それも教えてください。
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- kanpyou
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#4です。 訂正;後ろから2行目 誤:複数の対象を思わせ、その中の1つという意味になります。 正:複数の対象を思わせ、その中の「モノ」という意味になります。 「それと」「それだと」の『それ』自体が曖昧な表現(不特定)となります。
- kanpyou
- ベストアンサー率25% (662/2590)
ぼう【某】という言葉ですが、あまりいい意味ではない時(事件、事故など)によく使います。 たとえば、政治の世界で、某(:なにがし)代議士に『某:ぼう』企業が密かに3億円寄付した。のように、告発や、社会に訴えるような場面で使われる言葉です。 「文章(文字)として記録に残す」という意味で考え、はっきりとは分からないよう、また、逆に、作り話ではないかと思われないために、名前などの一部を明らかにします。 ですから、使われ方としては、「分からない場合」ではなく、「分かっているが、明らかにできない場合」が多いです。 なぜ、「それが」を使えないか?ですが、#3さんのように、「が」は主格を表し、対象を(1つに)絞り込みます。一方、「それと」「それとは」は、複数の対象を思わせ、その中の1つという意味になります。
- Lt_Cmdr_Data
- ベストアンサー率45% (62/137)
「それ」「と」「はっきり分からない場合」です。 格助詞「と」の意味として、 > (4)動作・作用・状態の内容を表す。 があります。 ですから、 「それとはっきりわからない場合」とは、 「それ(特定のもの)であると、はっきり分からない場合」になります。 > なぜ「それが」は使えないのですか? 「それ」「が」となると、「それ」は主格(主語)になります。そして、意味が変わってしまいます。 「それとはっきりわからない場合」では、 「(言い手が、)それであると、はっきりと分からない場合」 に対し、 「それがはっきりわからない場合」では、 「それ(←主語)が、はっきりと分からない場合」となります。しかも、「それ」が分からないものが何であるかが示されていない文となります。 > 「それだと」なら、使えますか? 「それだとはっきりわからない場合」=「それであると、はっきりわからない場合」であれば使えます。
- garamond
- ベストアンサー率53% (1119/2111)
#1さんの回答の通りです。従って質問の最後にある「それだと」は#1さんの「それであると」と同じとだと言えるでしょう。 ただし、これは「それと」の意味を分かりやすくするために(多少無理をして)言い換えたものですから、あくまでも「そういう意味なのか」と、理解の助けとするにとどめておかれるのがよいでしょう。置き換えて普通に使ってよいというものではありません。 質問者が分かりにくく思われた理由の一つは、引用された説明文の語順に配慮が欠けていることです。「…場所、時などについて、はっきりそれとわからない場合」としてあれば、「それとわかる」の打ち消しということで、疑問も生じなかったかも知れませんね。 なお、言うまでもありませんが、「それが」は使えません。
- sixteentons
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「それと」は「それであると」と読み替えられると思います。
補足
皆さん、本当にありがとうございました!いい勉強になりました! わからないところがあります。教えてください。 元の文を短縮させてください。そうしたら、「人の名前について、それと分かる場合」で、 *「それ」は、「人の名前について」ですか?何に同じですか? *「それと分かる場合」は「師と仰ぐ人」のような構成ですか?「と」と言うのは、「…なら、…」のような意味ですか?どういう意味ですか? *A文:私の名前は田中と言います。 その漢字は「私」と書きます。 B文:「綺麗」の意味は美しいと分かります。 B文はA文のように作られました。B文は正しいですか?「…と言います」のような「…と分かります」がありますか? 文中で、誤りがありましたら、それを指し出してください。