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檜の歴史について

江戸時代に檜が庶民は建築に使えなかった所があるとTVで聞いたのですが、これって一地方だけですか?またこうした木材は他にもあったのですか?

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  • aminouchi
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回答No.1

ご質問が漠然としていますので答えにくいのですが、一般に江戸時代には幕府の直轄地(天領)や各藩の直轄地の中に御林、御林山、御巣鷹山、御立林、御留山などと呼ばれて、木材資源の確保や森林の保護育成のために庶民の立ち入りを禁じたり、勝手な伐採を禁じた森が全国各地にありました。 例えば、木曽谷は尾張藩のものでしたが、尾張藩では山林の保護制度として、巣山(すやま)・留山(とめやま)と呼ぶ禁伐林を設けて住民の立ち入りを厳禁し、また停止木(ちょうじぼく)と称して、ヒノキ・サワラ・ネズコ・アスヒ・コウヤマキ・ケヤキ(ケヤキ以外の5種類の木を木曽五木と言います)の六木を禁止する制度をとり、禁伐林の木を盗む者を「盗伐り」(ぬすみぎり)、停止木を伐る者を「背伐り」(そむぎり)として厳罰主義をもって住民に臨んでいました。 この様な例は全国各地にありますし、そうしたことと関連して庶民の住居に檜の使用を許さなかった(勝手に使われると売れなくなってしまう)という事実も多くあります。