• ベストアンサー

暗誦がいがある日本語の文章を宜しくお願い致します

 いつもお世話になっておリます。  今日暗誦は外国語の語感を増やすためにとても役に立つと本から読みました。毎日少しずつ日本語の文を暗誦したいと真剣に考えております。暗誦がいがある日本語の文章を探しております。お勧めの文章、作家、作家の作品、サイト、以前学校の国語先生に勧められた段落など何でもかまわないので、宜しくお願い致します。アドバイスをいただければ非常に幸いに存じます。  日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#11434
noname#11434
回答No.11

awayuki_chさん、こんばんは。 ご質問、拝見しました。「暗誦」が語感を培うというのは本当ですね。目で見て、声に出し、耳で聞きながら、そこに立ち上がってくるものを感じ、心の中にしみこんでいったものを、また時を置いて呼び戻す…そういったことすべてを通してことばが自分の一部になっていきますものね。私も、英語を読むときはたいてい声に出していますし、中国語は「漢文」しか読めませんが、NHKの漢詩紀行の副音声で中国語の朗読を聴くといつも感動してしまいます。。 余談はさておき、私の手持ちの知識の中から思いついたものをピックアップしてご紹介します。言うまでも無く、個人的好みに思いっきり彩られた情報ですが。 まず、暗誦し甲斐のあるもので、なおかつ暗誦に適したものはどんなものだろう?と考えて見ますと、短くて文章が洗練されており、ボキャブラリーも程よく豊富で、しかも読んでいて楽しいもの、ということが浮かびました。そうすると詩や随筆(エッセイ)かなと思います。手に入るかどうかということが一番心配ですが、ヒントになることもあるかもしれませんので、思い当たったところを一通り紹介させていただきますね。 まず、「随筆集と言えば、これ!」と言いたくなるシリーズがあります。そちらの図書館等で読めれば嬉しいのですが、作品社から出ている大型シリーズです。特徴は、テーマごとに編集されていること、多彩な人物の手に成る作品が収録されていることです。もし一巻でも手に出来れば、その中からご自分に合った一篇を選んで読めばよいわけですから、好都合だと思ったのですが、…。一応、出版社のURLを貼っておきますので、こういうものが出ているという程度でも結構ですから参考にしてください。 http://www.tssplaza.co.jp/sakuhinsha/book/prod07.htm 次に私の好きなある詩人をご紹介させていただきます。辻征夫(つじ・ゆきお)さんという方です。残念ながら、辻さんは2000年に急逝されましたが、この方の「かぜのひきかた」という詩集を私はお奨めしたいです。辻さんの詩を紹介しているページがありますので、そちらをリンクしておきますね。 http://www.catnet.ne.jp/f451/lib8.html#tsuji http://www.catnet.ne.jp/f451/tsujisan.html よろしかったら、じっくりお読みになってみてください。(…私は涙。あとでもう一度読みます) 急ぎ足でもうお一方。暗誦以前に、機会があればぜひ読んでほしいという一冊です。星野道夫(ほしの・みちお)さんというアラスカに住み続けて素晴らしい写真と文章を遺された方が、日本に帰国された折に語られた講演の筆記録です。タイトルは「魔法のことば」。やさしく、飾らず、中身のたっぷり詰まった本当にきれいな日本語だと思います。私が読んだのは今年の夏ですが、いつの間にかぐいぐいとその語りの世界に引き込まれてしまったことを憶えています。話ことばそのままですから、少しづつ暗誦して見るのにも適しているかもしれません。こちらも紹介のページを挙げさせていただきます。 http://www.kcn.ne.jp/~tkawabe/bookrakuhosino.htm 最後に、実は児童書の世界でも生き生きとした簡潔できれいな日本語がたくさん生まれている(しかも内容の面白さを伴って)と言う観点から、児童書出版のプロの方が作られているホームページもご紹介しておきます(「子供の本で言いたい放題」というコーナーは、読み物としても十分に面白いです)。ことばの持つ活力、呼吸、テーマの深さ、新鮮な語彙といったことからも、児童書は大人の読者にも多くのものを与えてくれるものと思い、敢えて紹介させていただきました。私も子供向けの洋書から多くのことを学ぶことがありますので…。ご要望の主旨からは外れてしまっていたら、すみません。リンクは参考までに。 http://members.jcom.home.ne.jp/baobab-star/ 以上で、私からの紹介は終わります。やはり、個人的な好みの中からしかカードを切り出すことが出来ませんでしたが、 留意したのは、なるべく現代の作品の中からという点でした。書かれた時代が近いほうが、感覚的にも親しみやすいですし、実用に資すのではないかと思いましたので…。 ご紹介した内容、的外れでしたら、ごめんなさい。 僅かにでも参考になれば幸いです。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  豊富多彩な内容を紹介していただき誠にありがとうございました。大変いい参考になりました。  「随筆集と言えば、これ!」はいいシリーズですね。このシリーズはまだありませんが、手元にちょうど東山魁夷さんの本を持っております。その中から、お勧めのサイドに書いてある「ひとすじの道」という文章を見つけました。大変嬉しいと思います。チャレンジしてみます。私はエッセイと詩を読むのが大好きです。お勧めのサイトに載っている辻征夫(つじ・ゆきお)さんの詩も拝読しました。雰囲気がいいですね。2000年に急逝されたこと大変残念に存じます。「冬は風と夢の季節で」の雰囲気が好きで、暗誦します。  また、ほかにもいろいろ紹介してくださいました。本当にありがとうございました。全部メモしておきます。大変いい参考になりました。

その他の回答 (12)

回答No.13

 短くて覚えやすい、日本語のなかで慣用的に使われる表現が頻出する、響きがよく文章のリズムが日本語の文章に影響を与えている、質問者さんの母国語に関係があって馴染みぶかい、という点から論語の訓読文をおすすめします。  ただ、日本の代表的な名文家である志賀直哉が言っているように、暗唱は百害あって一利なしという意見もあります。現在の日本での暗唱ブームは単なる流行にすぎない面もありますので、あまりそれに流されないほうがいいのではないでしょうか。文章のリズム感を養うのには役立ちますが、それは相当に日本語の文章を書きこなせるようになってからのことだと思います。日本人でもそこまで達している人はほとんどいないのではないでしょうか。全体としては労多くして得るところ少ない作業ですので、特に外国の日本語学習者の方にはあまりおすすめできないと思います。

参考URL:
http://www.kanbun.info/keibu/rongo01.html
awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  論語の訓読文のお勧めありがとうございました。大変いい参考になりました。

回答No.12

暗誦するなら、やっぱり歌が楽です。 頑張って隅々まで覚えようと力まなくても、最初のうちは忘れた箇所を鼻歌でごまかすことができますし、歌詞の意味を曖昧なままにしてもストレスになりませんし、諳じるなら歌がぴったりです。 そこで、まずは歌の中から探しました。童謡と歌謡曲の中から、老若男女を問わずに日本で幅広く愛されている曲を選びました。いずれも歌詞が明確で味わい深い曲です。 ・虫のこえ  「あれ松虫が鳴いている」で始まるこの曲には、虫の音(ね)の擬音語がいくつか登場します。この歌の擬音語がそのまま虫の音の常識になっています。(1908年の歌) ・雪  「雪やこんこ 霰やこんこ」で始まるこの曲は、雪がちらちらと降りはじめると、心の中でいつしか奏でられている、そんな唄です。(1909) ・しゃぼん玉  「しゃぼん玉とんだ」で始まるこの曲は、しゃぼん玉とは切り離せない名曲です。数回聴けば自然と口ずさめるような短くて簡単な唄です。(1920) ・とうりゃんせ  「とうりゃんせ、とうりゃんせ」で始まるこの曲は、歩道が青信号になったことを盲人の方に伝えるために使われています。このメロディは覚えておきましょう。(1920) 以上は童謡・唱歌からです。堪能なawayuki_chさんのことですから、もしかしたら、ご存知の曲もあったかも知れませんね。 次は、歌謡曲・ニューミュージックからのピックアップです。 ・蘇州夜曲  「君がみ胸に」で始まるこの曲は、他の曲ほどメジャーではありませんが、歌詞の綺麗さと蘇州の縁であげました。1940年に渡辺はま子が最初に歌ったのですが、平原綾香のバージョンがありますから、そちらをお薦めします。(1940) ・学生時代  「つたのからまる」で始まるこの曲は、当時の風潮と密接な係わりがあるのでしょうけれど、いま単に歌詞だけを追っても素晴らしい曲です。1964年にペギー葉山が歌ったのですが、原由子が歌いなおしていたと思うので、そちらがお薦めです。(1964) ・神田川 (かんだがわ)  「あなたはもう」で始まるこの曲は、世代を越えて愛されている曲です。歌詞も奥深く何度口ずさんでもあきません。かぐや姫の歌です。かぐや姫と聞くと女性?と思われるでしょうが、男性グループです。(1973) ・なごり雪  「汽車を待つ」で始まるこの曲は、イルカ(女性シンガー)の曲です。彼女の歌唱力に引っ張られて、すんなりと心に染み入るように覚えられることでしょう。(1974) ・贈る言葉  「暮れなずむ」で始まるこの曲は、卒業式や結婚式などフォーマルな場で一時期はよく歌われた曲です。金八先生こと武田鉄矢が率いる海援隊の歌です。(...ってチンプンカンプンでしょうけど^^;) (1979) ・さよなら  「もう終わりだね」で始まるこの曲は、さよならという日常の挨拶の言葉に、新しい概念を植えつけた名曲です。オフコースのボーカル、小田和正の美声で、美しい歌詞に浸ってください。(1979) すこし古い曲に片寄りましたが、それは、今から数十年先でも残っているに違いない覚え甲斐のある曲の証だといえましょう。 次に詩をあたってみました。暗誦に向いた素朴なものは言葉遣いが古く、言葉が新しいものは中身が難解という感じで、語学の教材とするにはデメリットもありそうですが、語感を養うという目的であれば、リズムでごまかさない詩はうってつけです。(でも日本人が努力するレベルのことですが^^;) で、金子みすゞをおすすめします。平明で情緒豊かで一篇の長さも無理なく覚えれる程度です。古い言葉遣いも混じりますが、どういう表現が古いのかを知ることも必要でしょう。 金子みすゞが簡単すぎて張り合い抜けなら、『チョコレート語訳 みだれ髪 (I,II)』(俵万智)の本をおすすめします。短歌という定型詩で、一世紀ほど昔の歌人、与謝野晶子の歌を現代の歌人、俵万智が読み直しています。一首ごとの解説がないのですが、それが返って自分で考えるきっかけになります。語感というものは、そうやって自分なりに一語一語を反芻するところから養われるのかもしれません。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  私も歌で勉強するのが楽だと思います。歌詞が明確で味わい深い曲をたくさん選んでいただき大変感謝致します。  金子みすゞさんの作品は以前ほかの方に勧められたことがあります。とてもいい詩人ですね。『チョコレート語訳 みだれ髪 (I,II)』もメモしておきます。本当にありがとうございました。

回答No.10

現代文ということでしたら、中学校の国語の教科書などはいかがでしょうか。1年生から段々と学年を上げていって、高校へと進めば、ご自身の読む(発語)力の進歩もうかがえるのではないかと思われます。 以下、青空文庫の中から選ばれた(サイト設置者の主観で)文章が縦書き(PDF)で読め、印刷できるお薦めのサイトです。 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/4608/index.html

参考URL:
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/4608/index.html
awayuki_ch
質問者

お礼

 貴重なご意見ありがとうございます。中学校の国語の教科書を借りてみます。大変いい参考になりました。  わざわざ探してくださったサイトなんですが、残念なことに、開けませんでした。

noname#8841
noname#8841
回答No.9

あ、すみません。 3番さんが添削してましたね。見落としました。 8番は無視してください。

awayuki_ch
質問者

お礼

 度々ありがとうございます。NO3の方との違う構文を勉強させていただきました。本当にありがとうございました。

noname#8841
noname#8841
回答No.8

あ、添削ね。 > 今日暗誦は外国語の語感を増やすためにとても役に立つと本から読みました。 全体的に何か変です。読むのに努力が必要です。 添削例)外国語の暗唱は、その言葉の語感を磨くためにとても役立つと、 本で読みました。 「今日」はいらないでしょう。入れるなら「本で読みました」の 直前あたりのほうが読みやすいです。ほかは問題ないです。 ---------------------------------------------- しかし、なぜ皆さん、昔のお硬い小説ばかり外国人に薦めるのだろう? 日本語学習として読むべきは、現代文じゃないのかな? …って、一部、人のことは言えないけど(^-^)。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。添削例を拝見しました。大変いい勉強になりました。本当にありがとうございました。

noname#8841
noname#8841
回答No.7

あなたが日本人ならば、宮沢賢治の「永訣の朝」とか 中原中也の「一つのメルヘン」「汚れつちまつた悲しみに」などを すすめますが、古いかなづかいが出てくるので、ちょっときついかな。 http://www.ina.janis.or.jp/~myuzawa/kennji/eiketunoasa.htm http://www2.big.or.jp/~hisana/poem/nakahara3.html http://www3.ocn.ne.jp/~soleil25/tripN6.htm 読むなら最近の本を読むべきだと思うけど 標準的できれいな日本語を操る最近の作家って、 あまり思い浮かばない。 ちょっと反則技だけど、中学生の国語の教科書に 採用された、松任谷由美の「春よ、来い」とか読んでみます? http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=54908&title=%BD%D5%A4%E8%8E%A4%CD%E8%A4%A4&artist=%BE%BE%C7%A4%C3%AB%CD%B3%BC%C2&ss=%BE%BE%C7%A4%C3%AB%CD%B3%BC%C2&sk=%BE%BE%C7%A4%C3%AB%CD%B3%BC%C2 松任谷由美はシンガー・ソングライターですが、 歌詞が「詩として」教科書に載りました。 若干、文語調の部分がありますが、 以下を参考にすれば読めるのでは? ---------------------------------------------- 淡き=淡い 遠き=遠い 愛をくれし=愛をくれた まだ見ぬ=まだ見ていない 夢をくれし=夢をくれた 浅き=浅い ---------------------------------------------- 詩といっても、散文のように読めます。 ちなみに中学生はこの詩(詞)を読んだ後、 以下の課題を与えられるらしいです。 ---------------------------------------------- 【課題】作者がどのように春を受け止め、どんな言葉で伝えようと しているか、ものの見方、感じ方をとらえよう ---------------------------------------------- http://homepage3.nifty.com/dawnpurple/mitsumura.htmより

awayuki_ch
質問者

お礼

 松任谷由美の「春よ、来い」のお勧めありがとうございました。大変いい参考になりました。わざわざ難しい文法のご説明までも書いてくださって、本当に心より感謝致します。助かりました。  中二の教科書の内容を始めて拝見しました。結構難しいです(**)私の日本語は今小学生のレベルかもしれません。もしかして、もっと下です。がんばらなければなりません。宮沢賢治の「永訣の朝」と中原中也の「一つのメルヘン」、「汚れつちまつた悲しみに」などもメモしました。読みたいと思います。本当にありがとうございました。

  • guizhi04
  • ベストアンサー率51% (39/76)
回答No.6

otasuke009さんが引用されている、青空文庫って、いいサイトですね。はじめて知りました。 歴史的な文学作品が数多く収録されています。 わたしが、その青空文庫からおすすめするのは、 芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ)の「蜘蛛(くも)の糸」(1918年発表)です。 御釈迦様(おしゃかさま)がでてきますから、文体は非常に丁寧な敬語表現になっています。 普通に使うにはすこし丁寧すぎるところも有りますが、現代日本語表現としても十分通用するものです。 日本語のやわらかさとリズムが感じられる点、それと作品の格調の高さからいって、お薦めの作品だと思います。 蜘蛛の糸はとても有名な作品です。 童話的な内容なので、子供でも分かるような平易な表現になっています。また、そんなに長くないので暗誦に適しているのではないでしょうか。 ぜひ朗読して味わってみてください。

参考URL:
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545.html
awayuki_ch
質問者

お礼

 お勧めありがとうございました。  芥川龍之介はとても有名な日本人の作家ですね。彼の名前で命名された文学賞もあるようです。大変いい参考になりました。ぜひ「蜘蛛の糸」を拝読します。  本当にありがとうございました。

noname#8342
noname#8342
回答No.5

「語感を増やす」→「感覚を養う」または「感覚を磨く」 現代文をご希望、とのことですので、No.2氏ご推奨の漱石に私も一票。『草枕』の他、『坊ちゃん』の冒頭もよいでしょう。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/752_14964.html その他、井伏鱒二の『山椒魚』とか志賀直哉の諸作品もお奨めだと思います。

awayuki_ch
質問者

お礼

 お勧めありがとうございました。大変いい参考になりました。ご指摘してくださった「語感を増やす」にこれから気をつけます。本当にありがとうございました。

回答No.4

ふたたび「青空文庫」から、中島敦「山月記」です。 「隴西(ろうさい)の李徴(りちょう)は博学才穎(さいえい)、天宝の末年、若くして名を虎榜(こぼう)に連ね、ついで江南尉(こうなんい)に補せられたが、性、狷介(けんかい)、自(みずか)ら恃(たの)むところ頗(すこぶ)る厚く、賤吏(せんり)に甘んずるを潔(いさぎよ)しとしなかった。いくばくもなく官を退いた後は、故山(こざん)、カク略(かくりゃく)に帰臥(きが)し、人と交(まじわり)を絶って、ひたすら詩作に耽(ふけ)った。下吏となって長く膝(ひざ)を俗悪な大官の前に屈するよりは、詩家としての名を死後百年に遺(のこ)そうとしたのである。」 隴西(ろうさい)は、普通(ろうせい)と読んでいます。

参考URL:
http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/files/624_14544.html
awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。大変いい参考になりました。

  • bari_saku
  • ベストアンサー率17% (1827/10268)
回答No.3

「草思社」という出版社から発売されている、「声に出して読みたい日本語」というシリーズの本があります。 大人向けと子ども向けの本があり、色々な時代の日本語を網羅しているので、こちらが入手できればいいのですが… なお、問題文の日本語についてですが、 「今日暗誦は外国語の語感を増やすためにとても役に立つと本から読みました。」 とありますが、「語感」とは「(1)言葉が与える印象(2)言葉に対する感覚」という意味になります。 どちらの場合も「増やす」という言葉とあわせて使うことは、あまりありません。 もし、(2)の意味で言うのでしたら「養(やしな)う」という言葉の方がいいと使います。 「今日暗誦は外国語の語感を養うためにとても役に立つと本から読みました。」 …と、なります。 さらに、日本語としては 「今日読んだ本に、外国語の語感を養うためには、暗誦がとても役に立つと書いてありました。」 とするのが自然に思えます。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  お勧めありがとうございました。「声に出して読みたい日本語」という言葉は2002年度新語・流行語大賞も取りましたね。  ご添削にも心より感謝致します。「養う」が自然なんですね。  本当にありがとうございました。

関連するQ&A