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計算の途中で頭パニック!
(1) AB=2AC,cosA=9/16の△ABCにおいて、 BCを直径とする半円をBCに関して頂点Aと反対側に作る。 辺BCを2:1に内分する点をPとし、 直線APと半円との交点をQとする。 AQベクトル=αABベクトル+βACベクトルとするとき、 αの値とAP:PQの比を求めよ。 この問題であと少しで解けそうな所までいったんですけど αとβの2次方程式がでてきて、しかも因数分解できません。 CQ⊥BQを用いてα、βの値を出そうと思って ABベクトル・ACベクトル=lABl×2lABl×cosA=9/8lABl2乗 lACl2乗=4lABl2乗という風にlABlを基準にして解いたら α2乗+α(9/4β-17/8)+4β2乗-41/8β+9/8=0 という式がでてきました。 分数が入っていて分かりにくいので頭パニックです。 どこが違っているのか、アドバイス下さい。 (2) △ABCにおいて、∠Aの2等分線と辺BCの交点をDとし、 その外接円の中心をOとする。 AB=2、AC=3、∠A=θ、1/2ABベクトル=bベクトル、 1/3ACベクトル=cベクトルとするとき、 AOベクトルをbベクトル、cベクトル、θで表せ。 これも途中の式で頭がパニックになりました。 AB、ACの中点をそれぞれM、NとするとOM⊥AM、ON⊥AN AOベクトル=sbベクトル+tcベクトル(s・tは実数)とおく lAMl=lANl=lmlとするとlbl=lml、lcl=2/3lmlとかける bベクトル・cベクトル=2/3lml2乗cosθ lbl2乗=lml2乗 lcl2乗=4/9lml2乗 以上より lml2乗(1-s-2/3tcosθ)=0 lml2乗(-scosθ+1-2/3t)=0 それぞれ両辺lml2乗で割ったあとから分からなくなりました。 どこが間違っているのか、アドバイス下さい。
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まず(2)について >どこが間違っているのか、アドバイス下さい。 合っていますよ。 ただ高校生なら誰でも1度は勘違いするポイントがあって そこでつまずいているだけです。 よーく問題文を見てください。 >AOベクトルをbベクトル、cベクトル、θで表せ。 θで表せ、とあるでしょう。 つまり、答えの中にθが入っていてもいいよ、 と出題者は言っているのです。 もっというと、答えの中にcosθやsinθやtanθが入っていてもいい、のです。 ですから、 1-s-2/3tcosθ=0 -scosθ+1-2/3t=0 をs,tの連立方程式とみて普通に解けばいいんですよ。 上の式よりs=1-2/3tcosθなのでこれを下の式の代入して整理すると (2cosθ^2-2)t=3cosθ-3 よって、 t=3(cosθ-1)/2(cosθ^2-1)=3/2(cosθ+1) (分母を因数分解するとcosθ-1で割れますね。) またs=cosθ/(cosθ+1) と分かります。これを AOベクトル=sbベクトル+tcベクトル に代入すればOKです。 (1)について chemistryさんは >CQ⊥BQを用いてα、βの値を出そうと したようですが、この条件だけでは残念ながら答えは出ません。 CQ⊥BQという条件は点Qは円周上にあるよ、 といっているだけですから点Qの位置が特定できませんね。 それにα、βという2つの分からないものを求めたいのですから 条件が2つ、つまり方程式が2つ必要です。 (これ大事です。問題を解くときには常に次のことを意識すると良いですよ。 未知数の数と同じ個数の方程式が(普通は)作れるはず) そこで点Qの位置を決める条件を考えますと 1つは、点Qが円周上にあるための条件 もう1つはnikorinさんのおっしゃるように 3点A,P,Qが一直線上にあるための条件 ですね。 nikorinさんのようにCQ・BQ=0をkで表してもよいですし、 2つ目の条件はβ=2αと表せますから、それをchemistryさんの努力の結晶の >α2乗+α(9/4β-17/8)+4β2乗-41/8β+9/8=0 に代入しても答えが出ます。 なお、点Qが円周上にあるための条件は 半円の中心をMとして MQ=BCの半分の長さ ととらえてもOKです。 ただし、いずれの方法も超めんどくさい計算を経て 2次方程式がでてきますが、因数分解できず めちゃめちゃ汚い答えになります。 こういう問題は多少の計算ミスは気にしなくていいと思いますよ。 長々と書いてしまってごめんなさい。